次男と次女

上尾の自宅に末娘が一人で留守番する事になったので私は週末の早朝に六本木から車で向かった。彼女は小学生5年になるが先日ゲームソフトをおねだりされ幾つか買ってあげた。どうも甘くなってしまう。
その日も学校ごっこをやった。彼女が先生で私が小学生の生徒役になり授業の真似事をするのだが、日直の役で挨拶したり校歌を演奏しながら歌ったりと注意を受けながら演じている。もしそんな2人を見ている人がいたら実に滑稽に映るだろう。私もまんざらでもないが、長くなると苦痛になってくるので途中で寝転んだりするのだが、またしても注意を受けて元に戻るという繰り返しをやっている。
お昼は私が特製チャーハンを作ってもてなしてあげた。夕方になると妻が戻って来るので今度は六本木に戻り部活から帰ってきた次男と食事に出かける。

近所で生パスタを売りに混雑している店があったので入って見た。パスタの素材も何種類から選べるしトッピングやソースも自由に組み合わせが出来るのが面白いと思った。明日は練習試合で水筒が必要になるとの事で以前のものは壊れているし、買いに行こうと思ったが酒入って面倒なので翌早朝に近くのドンキに行って買った。
何時も思うのだが、六本木交差店の東と西では一歩踏み込んだだけでも別の国に入った感じがする。東京タワー側の六本木は黒人と酔っ払った連中が千鳥足でさまよう外国で、ミッドタウン側は静けさがある普通の街並みになっていて、正に六本木通りの道を隔てた両側は別の国であるかのようだ。そんな観察をしながら次男に水筒を手渡し彼は7時過ぎに練習試合へ向かった。

先日も次男の担任の先生から連絡があり、友達と授業中に喧嘩になり相手に怪我をさせ病院で治療を受けるまでの事態で、先方の親御さんに謝って欲しいとの事だった。その日のうちに謝りに伺ったが、理解のある方でほっとした。子供の喧嘩に親は口出ししないと言ってくれて事なきを得た。
次男と次女との最近の関係は昔は無かったように思う。大変だけど、親としての勤めが出来ているようで昔のツケを今払っているのかも知れない。