弱気相場

株式相場では強気相場と弱気相場がある。
同じ局面でも、ここは売り抜ける場面だと決めて自分の持ち株を
売り注文出して、何とか売りぬこうとする。
この状況が極端になると、売りが売りを呼び株価は下落、買い手
よりも売り手の方が圧倒的に多い状態になる。
これが弱気相場である。
一方で、ここは買い場と決めてドンドン買いを進めるも、株価は上昇していき
更に買いを進めていて、売り注文が圧倒的に少ない状態になる。
これが強気相場である。

この強気相場や弱気相場の心理を仕事、プライベートで観察してみると自分が
どんな局面で強気相場になっているのか、逆に弱気相場になっているのかを垣間見る
機会があった。

総合格闘技を始めて約1か月になった。
キックボクシングと寝技の時間配分が個人によって異なるのだが、私の場合は
圧倒的にキックボクシングの方が多いのだ。
寝技は一度体験したが、技の種類も多くて力よりも技術が必要になる。
そこで私の場合、技をかける際に手と足が短いため、技がかかりにくいのだ。
おまけに技の種類もたくさんあり、覚えるのも要領を得るのも大変だという想いがある。
ここで完全に弱気相場になっていた。

一方で、これがビジネスのある局面ならば、解らないことはバンバン聞くし納得いかない
場合は質問攻めにする位に積極的な姿勢で強気相場になっている自分がいる。

そんな状況の中、ある日私は前半をキック、後半に寝技をやろうと思いジムに行き予定通り
前半のキックを終了して、後半の寝技の準備に入ろうとした。
この場面で私は色んな思考が頭をよぎり、結局はスタスタと帰路についてしまったのだ。
何が起こったかと言うと、何も出来ない自分が寝技のコミニティに入って行けない。
この出来ない理由を自分で作り出していたのだ。
例えば、みんなに迷惑がかかるとか、恥をかくとか、新人だから当たり前なのだが、一歩
踏み出すことが出来ない、弱気相場になっていたのだ。
自分でも何か気持ちがスッキリしないというか、不完了な状況になっていた。

帰り道、車を運転しながら友人にこのことを話すと、より鮮明に弱気相場になっていた
事が明らかになり、その弱気になっている自分を手放すことが出来ずにいたことを感じて
道を間違え千葉方面の路線に行く始末。
しかし、話をしていくうちに完全に手放したとは言えるか解らないが、弱気になっている
自分を受け入れることができた。
次回は果敢に攻めの気持ちで強気相場での寝技にチャレンジする決意である。