ラスベガスコンベンション

ラスベガスで毎年行われるセルフストレージのコンベンションに参加をした。
全米ストレージ協会SSA主催のイベントは世界各国からストレージ企業がラスベガスに集結する。
私を含む日本JSSAの理事で構成するメンバーが参加するのは今回で3回目だ。

朝7時からJSSAとSSAの幹部ミィーティングがスタートする。
概ね、SSA側がアメリカのストレージマーケットの現状と課題をシェアする。
その後JSSAのメンバーから質問を受ける形式で進行されるのだが、先方が現状の話をしている途中に我々がバンバン質問してしまうのだ。

特にJSSAの理事長を先頭に朝からハイテンションで、質問の連鎖に通訳はてんてこ舞い、おまけに一人がメモを取っていると私を含めた理事が浴びせ倒すように質問する展開になる。
これでもか、これでもか、という質問に対して先方は悪い気がしていないらしい。
むしろ、そのような姿勢を歓迎する風潮があるようだ。
但し、彼らのスケジュールもタイトなので時間になると途中であっても退席する。
質問に対する返答に、更なる質問が重なる展開に、つい先方との時間を忘れてしまうほどだ。

その成果もあり、収穫は大きく三つあった。
一つは全米のマーケットは現状良好で拡大基調にあるということ。特にニューヨークでの
出店が大手を中心に相次いでいるという。

二つ目はテクノロジーによるオペレーションシステムの仕組化にある。
素晴らしいシステムになっているので驚愕してしまった。
まるで日本は戦前期ほどの時代遅れの印象があった。

三つ目はデータの共有と活用の構築にある。
ストレージ企業各社が顧客データを共有しているのだ。
これも驚きと共に日本のストレージを産業として発展するためには必定と感じた。

JSSAとしても明確な課題を収穫できて協会、または各企業としても新たな取り組みに挑戦する目標を得ることができた、充実したコンベンションであった。

また、滞在期間中に改めて感じたことは物価が高いこと、酷暑で空気が異常に乾燥しているので唇が直ぐカサカサになってしまう。
コンビニやドラッグストアなどは近くに無くてとても不便である。
朝食は平気で2000円する。トースト、目玉焼き、ベーコン、フライドポテト、定番のアメリカン朝食メニューで、しかもコーヒーは別勘定なのだ。
日本のファミリーレストランだと400円位だから実に6倍の値である。
おまけに消費税の他にチップが15%から20%かかるので、初日に朝食をした時の勘定
が3000円位だったのでびっくりした。

観光で数日間の滞在ならまだしも、とてもこのエリアでの生活は一般的には困難を極める。
また、酷暑のうえ空気が乾燥しているので肌が直ぐカサカサになる。
散策するには日差しが強すぎるし、ホテルに入るとエアコンがビンビンに効いているので寒すぎる。まるで火星で暮らしているような感じである。

コンベンションがなかったら絶対にプライベートでは来ないだろう。
来年も来ることになると思うが、ハワイ経由でのラスベガス入りを考えている。