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社長ブログ2017.02.19

現地、現物、現場、そして掃除

すっかり原点を忘れていたようである。

現地、現物、現場。

自ら現地に赴き、現場の徹底した掃除をする。

約1時間だったか、汗びっしょりになりながらも爽快な気持ちになっていた。
赤坂T-timeの隅々を掃除していた。
自然と愛着が湧いてくる。
すると、改善すべき本来の要素が色々と発見できた。

机上や会議から指示を出していた己を恥じている。

現場と掃除の一体感は経営者本人が継続して実践する事に意味がある。
掃除は今後も続けていく。
しかも、キックボクシングなみに体力を使う掃除を。

創業当時はそれが定着していて、毎日現場に行っては掃除をしていた。
掃除が仕事かのような錯覚さえ覚えていた。

朝早く現場で掃除をして一汗かいてから仕事を始める。
いつからか、人任せにしていて垢がたまり過ぎたようだ。

有楽町に集まる全国からの地方物産店へ担当者Kと一緒に回った。
開店と同時に石川県の物産店に入り、人気の商品をヒアリングしてきた。
日本酒、調味料、特産物の生産者とそれぞれの人物像を聞いた。
店員の中でもバイヤーが丁寧に生産者の特徴を掴んでいる。

若手の生産者で地域活性化に取り組んでいる人はいないか質問してみたが、これも実に詳しく
説明してくれた。
県によっては本気で物産店から地域をPRしているのが見て取れる。

その後、高知県、和歌山県、富山県、奈良県、熊本県、兵庫県、沖縄県、北海道と回ったが、地域によって対応は様々違っていた。
物産店は県が運営しているが、職員が上の階に常駐している場合があり、いくつかは実際に面会して話しを伺った。
土曜日にもかかわらず出勤していたが、買い物の他に地域に移住を考えている人の対応もしているようだ。
浅草に全国の市町村の郷土料理や特産物が集まる施設がある。
「まるごと日本」に行ってヒアリングした。
ここは、県単位ではなく、市のレベル地域がエントリーしていて、より地域性が鮮明になっている点では、ローカルな地域にフォーカスしていて、より日本の食文化を発信できる場になっている。

icom parisでも日本のローカルな地域が海外や、世界から発信する事で国内でのシナジーを狙っている。
今回の物産店訪問は、パリプロジェクトの情報を集めるのが目的だったが、ネットでは決して得られない情報が現場にはあった。
現地に入る事で本質が見えてくる。

現地、現物、現場、そして掃除を経営者本人が地道に続けることでしか、事はなし得ないと自覚している。

原点に戻って再スタートである。

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