兄妹姉妹

子供4人が一緒に学ぶ姿を見るのは初めてだった。

長男は23歳、長女、次男、次女とそれぞれ二歳違いの兄弟姉妹になる。
男女それぞれが対照的なペアで、よくここまでくっきりと分かれているところが面白くもあり、男女それぞれが相似形になっているのも興味深い。

長男、次女は慎重派で物静かな面を持つが、長女と次男は活発的でオラオラ系な一面がある。
一方で姉妹はすごく仲良しで、面倒見のいい長女が次女に目をかけている。
しかし、兄弟と姉妹はまったく交わる機会がないばかりか、まったく会話がなく他人より無関心な面をもつ。
これは、早川家先祖代々が受け継ぐ兄妹の会話が皆無という、宇宙的な不思議さがある。
おそらく、道端でばったり出くわしても目を合わせる事もないだろう。
96%の見えない宇宙、ブラックホールのダークエネルギーに行かないと解明出来ないのではないだろうか。

兄弟は仲が悪いわけではないが、接点が少なく次男がフィリピンに行っている間を含め、約三年ぶりの再会になる。

今回の勉強会を主催したきっかけは、2月3日に受講した際、若いうちにやっていた方がお得な事もあったので、直ぐに子供達に声をかけたのだ。

脳のトレーニングを通じて、シンプルに思考し脳を練る時間を過ごすので、小学生でも回答がわかるようになっている。

子供達の他に参加者は数名いると聞いていたが、いざ素性を知るとここまでレベルの違う人達と一緒に学ぶ事が出来るのか、呆気にとられてしまった。
某有名私立大学教授、某有名病院外科医、武術世界チャンピオン兼オリンピック金メダリストなど、そうそうたるメンバーが集まっていた。

主催者の立場を考えると、参加者のあまりのギャップの違いに進行を妨げる恐れを抱くも、時既に遅し、それはまるでバスに乗り遅れてはならぬと急いで乗り込んでしまったように、引き返すわけにも行かず、あとは講師のO氏に全てを委ねるしかなかった。

いざ、始まってみると、想定通りの展開になった。
小学生でもわかる答えとはいえ、脳を練る作業は普段色々と考察している面々は実力を発揮、バンバン質問や答えを導き出していた。

一方で、兄妹姉妹のオラオラ系男女ペアは周りを気にもせず、大きな態度で質問や検討違いな答えを発していたが、物静かペアは正しい姿勢を保ちながら時折、正解に近い回答をしていた。

俯瞰して見てみると、それぞれの特徴が現れていて、しかも同じ場所で同じテーマを学ぶ機会の縁に価値を見出した。
それも、彼らが絶対に出会わない人物たちと同じテーマで考え、分かち合う事が出来たことは、素晴らしい体験になっただろう。

今回、主催者として大変満足のいく学びの機会だった。