思いが全て

一通のメールが届いた。
送り主はシングルマザーだった。

社長ブログより、採用に関する情報発信をしたところ、メールアドレスを見て直接連絡がきていた。

シングルマザーであるUさんとランチで面会することになった。
彼女は、昨年離婚したようで小学生のお子様2人と暮らしている。
子育てと仕事に関して、離婚後に改めて直面する問題に悩まれていた。
それは、生活の場面で社会的な信用と経済的な壁が大きく立ちはだかっていた。

3人で暮らすアパートを借りる時に、シングルマザーのパートタイマーという理由で、契約時の審査に支障をきたす場面があったようで、保証会社に加入する条件の他に、第三者の連帯保証人をつけて本人の銀行預金残高証明書まで要求されたようだ。

また、将来の子供の成長を考えると今の狭いアパートから引っ越して、広めのマンションを購入したいと言っていた。

課題はシングルマザーの働き方と社会的地位の確立にあるようだ。
女性の時代とはいえ、まだまだ男性中心の社会構造になっている状況は否めない。

子育てと仕事の時間をマネージする中で、夜の食事の支度や朝のお弁当を作る時間、子供たちの話しを聞く時間など、お金で解決する手段はあるが、経済的な余裕がない状況では、彼女が全てやらなくてはならない。

現在パートで働いているUさんは正社員を希望している。
社会的な信用を得ると同時に、名刺を持ってお客様と対面する仕事にやりがいを見出しているようだった。

現在直面している状況の中でも、はっきりとヴィジョンを持って直面を創作していた。
すなわち思いがあれば実現するこということだ。
自分の中の思いが全てだと思う。

Uさんの採用には至らなかったが、どんな環境であろうが彼女は直面を創作しながら夢を実現する事になるだろう。