ラリーニッポンin九州

あっという間の4日間だった。

ラリーニッポンin九州に出場した。
鹿児島からスタートして、宮崎-熊本-長崎-福岡を横断した。

総勢62台のクラシックカーが全国から集結して、各地を訪れる様子は周りを魅了すると同時に地域の方々との触れ合いがある。
この感覚は相互扶助の原理が働いていて、個々の動きが集まる事で全体を含む大きなエネルギーが生まれているのだ。
62台がダイナミックに並んで走る様子を住民の人々の声援を受けて、暖かい心の触れ合いを実感する瞬間は、このイベントならではの体験である。

それは、まるで優勝パレードさながらの様相を呈している。
一方で峠の走行では、前の車をあおってバトルになることもしばしば。
こちらものんびり運転するような性格を持ち合わせていないため、ついスピードを競いたくなる衝動にかられてバトルを仕掛けていた。

それにのってきた相手が現れた。
雨の中のバトルはスピンを覚悟の走行で、ギアは3速以下で常に5000回転を上回っている。
つい熱くなって加速したままカーブに突っ込んでいく。
負けまいという思いがリスクを上回り、ガードレールに突っ込むかは運任せ、もう夢中にギアチェンジを繰り返しながら子供のようなやんちゃをしていた。

それがきっかけとなって仲良しになり、新たな友人として趣味の領域を超える人間関係が生まれた。

このようなレアな場合を除いては、皆さん景色を楽しみながらゆっくり走行している方々がほとんどである。

ラリーニッポンの基本コンセプトである、日本の歴史や文化を世界へ発信する、毎回異なる全国の地方に赴き、その文化や歴史に触れながら、地域を盛り上げる効果は今回の体験でそれを充分に実感した。