職人芸

近くに用事があったのでふらりと寄ってみた。

南千住にある「尾花」鰻の老舗でかねてより友人から聞き及んでいた名店である。

開店と同時に着くと、行列が出来ていたのでびっくりした。
コロナ禍で、鰻重が6000円するのでまさかお昼にこんな光景になっているなど、まったく思ってもみなかった。

約1時間20分待ち、ようやく店に入ることが出来た。
その間、さすがに今回限りでもう来ないと決めた。
さすがに待ち過ぎである。
おまけに席に着いてから鰻が出てくるまで30分待ち、結局、店を出るまで2時間を超えていた。

しかし、尾花の鰻は次元が違っていた。
ねっとりとした舌触りと風味は抜群で、この感覚ならばもう一度来てみたいと思ってしまった。
職人芸のなせる技だった。

ホテルニューオータニ東京にある「SATSUKI」ここもかねてより聞いていた名店で、スーパーメロンショートケーキが、何とワンカット3800円する名品である。

またもやここでも大行列、14時過ぎには売り切れていた。何とか翌週早めの時間に行き、ようやく口にする事が出来た。
それはもう絶品で、最高級のメロンを溶かさずにスポンジに馴染ませている技が職人芸である。

それぞれ、素材を最大限に生かした職人芸が織りなす技は実に見事で、人々を魅了してやまない。

コロナ禍にあっても職人芸の名品は絶好調である。