86歳の誕生日を祝う食事会をした。
母と3人で毎年恒例になっている。

父は若い頃から病院に通い薬を飲んでいる。
こんなにも薬を使うのかと驚くほど長きにわたり続いている。
一方で、母は病気とは無縁で薬も一切飲まないでいる。

2人とも元気に毎日を過ごしている。
薬を飲んでいようが、いまいが長生きすることに変わりはない。

父は山の手の生まれで、祖父は青山、祖母は銀座の出身で、どこか気品がある。
母は下町の生まれで、祖父、祖母とも北千住の出身である。
父は育ちがいいと言えるだろう。
母は江戸っ子気質旺盛な育ちと言える。

それぞれ、まったく対照的な環境で育ち、性格も異なる両親であるが、上手にコンビネーションを保っている。

スナックで父がカラオケを披露してくれた。
振り付けをしてお茶目な姿を見ていると、イキる力の原動力を見たようだった。
それは、自らを解放して楽しんでいる様は幾つになっても、見ていて喜ばしい姿として映る。

最近、認知症が見られ孫の名前もブレはじめるなど、自らもそれに悔しい想いをしているようだ。

自らを解放して楽しむ機会を多く持つことで、認知症も改善されるだろう。

人は年齢にかかわらず、自らの内側に注意深くなって、解放して楽しめることが、とても大事な事だと父の姿を見て感じた。