四方山話

カフェのモーニングメニューはゆで卵とコーヒーが定番になっている。

トーストとゆで卵がセットになっているが、パンは食べないように意識しているので、ゆで卵だけにしてもらっている。

リクエストをしようとスタッフに話しかけた。
ゆで卵は半熟にしてください。

スタッフの方は即答出来ずに、確認するのでお待ち下さいと言って席を離れた。
程なくして、半熟には出来ないと言ってきた。
何故だろうと不思議に思ったが、彼女に問い詰めても仕方がないので諦めて普通のゆで卵を食べた。

食べながらも出来ない理由がわからなかった。
普通のゆで卵は10分ほどで出来上がるはずで、半熟だとそれよりも短い時間で仕上がるからだ。

作り置きしているからと言う理由も当てはまらない。
何故なら、そのリクエストに応えて調理すれば良いからである。

何もスクランブルや卵焼きにしてほしいと言っているわけではないのだ。

それから幾つかの違う店舗でもリクエストしてみたが、半熟のゆで卵は食べられていない。

どうしても食べたくなった時があったので、家で調理をしてみた。
やはり、半熟の絶妙な状態はなんとも言えないうまさがある。
さっと塩をふって食べると自然と笑みがこぼれる。

普通のカフェでは難しいので、ホテルかルームサービスなら確実に対応してくれるはずだろう。