ポケモンGO

今年の7月6日にスタートしてから、ちょうど5ヶ月になった。
レベル35になって最後の上り坂のターンに入っている。
これまでの最高位のレベル40が先週から50に引き上げられた。

そこには経営陣と開発チームの意図にギャップがあるように見える。

レベル40であがりだと、そこから課金するには難しくなることから、経営陣からプログラムの変更を余儀なくされたようだ。
ポケモンGOの仕組みは非常に深く、社会と調和している関係性を構築している。
人生の生き様そのものが、如実にゲームで再現しているような、それは精神世界を元にしているような哲学がある。

ゲーム開発チームのその哲学では、レベル40からはそれまでの数字を追いかける価値観から、桃源郷のような何かに固執しない美学の世界のような境地にあると考えていたのだ。

2019年度のポケモンGO課金総額は1000億円近くになったようで、更に課金を伸ばすためにレベルを引き上げたようである。

そこが分水峰になっていると感じている。

社会現象にまでなっている鬼滅の刃のプロデュースにもそれを見るように思う。
本来はフィニッシュを出来るだけ伸ばして継続させることで、漫画やテレビで課金を続けるモデルが一般的で、代表的なワンピースは、一つの巻が終わるのに一年もの時を要している。

一方で鬼滅の刃は23巻できっぱりとフィニッシュを決めた。
一つのコンテンツを映画化して大ヒットするなど、これまでの価値観とは違う世界を見たように感じる。

これは何かを示唆しているようで、量を際限なく追いかける時代から質や技術、美学による価値観を創出する時代へとシフトしているようである。