赤坂

マーケティングを兼ねて赤坂周辺をじっくりと散策していた。

赤坂は大きく3つのゾーンに分けられる。
一つ目は、銀座線溜池山王駅周辺のエリア、二つ目は、千代田線赤坂駅周辺エリア、三つ目は丸の内線赤坂見附駅周辺エリアとなる。

賃料の高さは三つ目のエリアが最も高く、一つ目のエリアが最も低くなる。
もちろん、個別要因による違いはあるが、おしなべてこのような順序になっている。

ここに来て、大きな変化が見られ始めている。
三つ目のエリアに俺のイタリアンで有名な店舗があるが、つい先日に店じまいをした。
ここは、賃料が坪75,000円で50坪ほどの広さなので、月の賃料が375万円にもなる。
おまけに、保証金が10ヶ月で3750万円なり。
もはや、この条件で新たな借りてが見つかるのか、まったくもってイメージがこない。

同じエリアで40年営業していた木曽路が店じまい、ここはもっと大箱なので、賃料を払える店があるのか、甚だ疑わしい限りである。

しかし、まだ空いて間もないため、大家が直ちに賃料を減額することはないだろう。
半年お客がつかなくなって、いよいよと言う感じがする。
従って、大箱と言われている店舗50坪以上の撤退が始まり出した第一波がこれから広がって、補助金の期限が切れるタイミングでそれ以下の店舗の撤退が顕著になる第二波がやってくるだろう。

そう読んでみると、赤坂ゾーンは来年になると相場感がガラッと変わり、大家も冬の時代を迎えることになる。

逆に出店する側はそのタイミングで、そろばんをはじくテナントが増えてくるだろう。

この現象は赤坂に限らず、銀座や都心一等地に見られている。