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社長ブログ2012.03.19

新婦の父親

結婚披露宴の舞台で涙ぐむシーンは何度か訪れるが、今回は別の角度で感じた事があった。
それは新婦から見て父親よりも母親の方が影響があるのか、関係が強いのかよく解らないが、涙のシーンは何れも母親が関連した場面にあった。
思い出の話しだったり、感謝の手紙を読んでいると新婦は泣いていたが、それは母親に対しての感情だった。
自分の身において考えてしまうと何か寂しい気がした。

娘と父親の関係は家庭によっても違いがあるだろうが、基本的には母親には到底比べられない存在なのかも知れない。新婦側から見た披露宴の舞台は明らかに母と娘の絆が感じられたが、父親はそれが無くて終始控え役に回っていたのだ。
残念だがそれが現実だ。
一緒に過ごす時間も長いし共有出来るものも幅広いのだろう。

実は今回の結婚式はわが社の女子社員だった。
新卒で入社した彼女は26歳、一方彼は一つ下の25歳だから世間相場では早いだろう。
一つ一つ段取り良くこなす彼女は細部に渡り素晴らしい挙式であった。
日本の文化を下敷きにとてもバランスが取れていた。
若いカップルを感じさせない落ち着いた雰囲気を演出していたり、とても新鮮で感動した。
主賓の挨拶をさせてもらったが、何か父親に近い感情も出て来て不思議な感じだった。
それは彼に対して父親の目線のような、しっかり頼んだぞと。
しかし、この夫婦は確実に妻がリードするので、頼まれるのは彼の方かも知れない。

新婦の父親をもう少し引き立てる役がいても良いかも知れない。

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