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社長ブログ2012.04.24

フェーズ4の投資理論

大脳生理学を専門にしている大学教授の本にフェーズ4の投資理論というものがある。
これは脳の状態を四つの段階に分けて考えている。

フェーズ1は寝ている状態。
フェーズ2は寝ぼけている、もしくは居眠りしている状態。
フェーズ3は脳が覚醒している、または平常心を保っている状態。
フェーズ4は極度の緊張した状態、もしくは興奮状態にある。

私はどんな局面でどのフェーズにいるのかを翻って観察してみた。
車の運転をしている時は確実にフェーズ2の状態が基本である。
必ず車や電車に乗ると眠くなってくる。
運転をしている時は危険なので大声で歌を歌ったり、音学のボリュームを上げたりしながらやっているが、眠気が上回ってしまう事が多い。

競馬とか競輪のようなギャンブルは今はやらないが、20代の頃はやっていて見返して見るとフェーズ4の興奮状態にあるので勝った試しがない。
株やFXも似たようなもので勝っている時はフェーズ3を保っていられるが、負けが混んできてリズムが狂い始めてきた時にはフェーズが3から4に変わり、もはや平常な判断が出来ない状態になっていて万事お手上げの状態に陥ってしまう。
相場を張る場合には常にフェーズ3を保つのは不可能に思われる。
故に株やFXで勝負してきた連中のほとんどがバンザイしている。
損失を飛ばして平静を装っている連中もいるが時期に店じまいになるだろう。

不動産も同じような事が言えていて、売ったり買ったりして利益を上げている企業は儲かっている時はフェーズ3を保っているが地価下落が起こり始めると、慌て始めフェーズ3から4になってお手上げになったりする。
私はそれをやらないが、不動産を借りたり買ったりする時に競争相手が登場して価格がつり上がったりする場合がある。
そんな時は何とか手に入れたい思いの心理が働きフェーズ4の状態になったりする。
フェーズ3の平常心でリスクとリターンのバランスを冷静に分析するなど、どっかにいってしまう。

恋愛とかでも同じような事が言えていて、昔はずっとフェーズ4だったりした時があって思い出すと笑ってしまう。
要するにそれが人間であって、常にフェーズ3ではつまらない人生になってしまうだろう。
ここ一番の勝負時にいかにフェーズ3を保てるかが決め手になるだろう。
車の運転も同様なんだが。

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