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社長ブログ2012.06.28

シンプルに考える

川の流れが上から下へ進むように、水を汲むならその途中で待ち、ただ水を汲み取ればいい。

私の知る商売の神様はこのような例えで表現している。
商いで言えば、水をお金、に置き換えてみる。
シンプルにお金が上から下に流れているのだから、その途中で待って掴めばいい。と置き換える事が出来る。

極めてシンプルで当たり前過ぎてわからなくなる人もいるかも知れない位だ。
私の友人は複雑に考える思考回路の為、よく解らないらしい。
私も同じような事に陥る事も多々あるから、友人に教えられる場面もあるのだが。
シンプルに考える、シンプルに書く、シンプルに現わす、シンプルに話す、これらは非常に大切で私が今まで出会った成功者は全てこれに当てはまる。

先日招かれたパーティで主賓の方の話を聞いたが、何が何だか解らず仕舞い。
複雑過ぎて何を言いたいのか全く理解出来なかった。
その反対にわかりやすく話をしてくれる人、すぐに理解出来る文章、シンプルなデザイン、これらは簡単なようでなかなかお目にかかれない。
実は難しく考えたり、物事を複雑に捉える人が多いのかも知れない。
それは頭が良い人に多い傾向が見られるようだ。
しかし、本当に頭の良い人は実にシンプルに考えている。
当社のコンサルタントF氏はその辺が卓越している。
つい先日も一緒に仕事をして感じた事があった。
一緒に車に乗っている時にスタッフが運転している様を見て、複雑に考えていた新規事業のビジネスモデルの核となる要素を導き出した。
結果としてみたら実にシンプルなのだ。
コピーライターでもあるF氏は文章表現においても実に簡潔にわかり易くまとめている。
何が違うのか考えてみた。
それは考えることを日常でかなりやっている事のように思えた。

それは考えて考えて考え抜き、悩み苦しんだプロセスをやってきたのだろう。
考える力は努力次第という事になる。

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