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社長ブログ2012.11.02

自分の事として考える

相手の事で自分に起きる出来事は、自分が原因しているので自分の事として考える。

それを思い知らされる出来事があった。

息子の次男が9月から中学校を転校したのだが、彼の要望でバスケットでは全国レベルの有名校で越境入学の生徒も多数いるらしい。
私は彼の要望に答え、アパートを学区内に借りて実家から通学する越境入学の段取りをつけた。
赤坂中学校の時代はバスケットよりも勉強に力を入れる学校の方針だったので、彼も家庭教師をつけて勉強がしたいと言う要望に答えた経験がある。
そんな彼が転校して間もないころ私にメールをくれた。
やっぱり自分には合わないから赤坂に戻りたいという内容で、わがままを何度も言って申し訳ないという趣旨である。
私は条件をつけて承諾した。それは今の環境で精一杯努力してナンバーワンになったら考えてやろうと返答した。

そんなやり取りがあったのもつかの間、昨日妻から連絡があり息子が部活を退部するという。
私はあっけにとられたが、同時に怒りも込み上げてきて今までの経緯は何だったのか、そして、筋が違うだろうと思った。まずは私に一報を入れるべきであると。

その日は会社の月に一度の楽しい食事会だったにも拘わらず、キャンセルして自宅で彼と対面した。
横には妻がいる。
息子は開口一番バスケが嫌いになったと言った。
そして不良になると宣言した。
私はまず筋が違うだろうとたしなめた。そしてお前の要望に今まで答えてきたけど、事を成し遂げた事が無いから責任をとるべきと説明した。
そうすればバスケを辞めて不良になっても良いと承諾した。
私とすればバスケと不良のどちらか良いと言えば勿論バスケだが、彼が不良を選択するならそれは良しだった。
但し、今回が最後のカードでもう今後一切親には要望は言わないという責任をとれるのが条件だと。
そして、彼はうなずいた。

今回想すると、ここがポイントで私は相手の事にしていて自分の事にしていないのだ。

すると、横にいた妻が堰を切ったように話し出した。
バスケを辞めて不良になったら彼が駄目になっちゃうから、続ける事を押すのが本当で不良になる事を快諾するとは何事かと言う剣幕で、今度は夫婦喧嘩になる始末。
おまけに動揺した妻は顧問の先生に連絡してこれから自宅に来てもらう算段をつけた。

今回回想すると、ここもポイントで妻は相手の事にして自分の事にしていないのだ。

先生が来てからの話はパート2の次週で紹介したい。

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