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社長ブログ2012.11.15

北海道で乗馬

今年の社員旅行は北海道だった。
かなり寒いと思って厚着して行ったが、現地は思ったより暖かく、天気にも恵まれて最高のコンディションだった。

今回は登別で一泊してから洞爺湖、ニセコ、小樽、札幌で一泊の二泊三日の旅である。

私が一番印象に残って楽しかったのが乗馬だった。
最初、現地に着いた時はここが乗馬施設なのかと驚いた。
農家の庭先で馬小屋がぽつんとあるだけの、何とも言えない目の前の風景に不安を感じた。
しばらくすると、馬顔のおっちゃんが現れて仕度をしてくれた。

私は以前乗馬クラブに通った経験があるので、あまりのギャップに驚いていた。
レンタルシューズに至っては、どこからか拾ってきたかの様な…同じものが一足も揃っていないのだ。
おまけに手袋は軍手、ヘルメットもなし、これで馬に乗った。
馬も野生に近い感じがして、明らかに乗馬クラブの馬たちとは違って見えた。
少し上がった場所に移り、円形になって馬と一緒に準備運動をした。
おっちゃんは馬の順番を決めただけで、レッスンはおろか、乗り方や注意点の説明も無いまま。
しかし、みんなは楽しそうにはしゃいでいた。
馬から見下ろす海の景色、辺り一面に広がる牧草地帯、正に北海道ならではのロケーションで乗馬が出来るのは最高な気分だった。

慣れ始めた時にそろそろゆっくり走ろうと思ったら、突然と馬が走りだし後ろの馬たちも続けとばかりに走りだしたのだ。
思ったより強く叩いてしまったらしい。
馬の乗り方を全く知らない、初心者の皆は笑いから悲鳴に変わり、落馬寸前のところで、手綱を引け~と、おっちゃんに言われとっさの行動で間一髪セーフ。
おっちゃんも焦ったらしく、私に急に走らせないようにとたしなめた。
そうだろう。落馬して怪我でもしたら責任問題になるし、首をやられたらポックリ逝くかも知れない。
明らかにおっちゃんは動揺していた。
馬に似ている顔がひきつって見えた。
その後は場外に出て、公道をゆっくり回ったが、普通に車とすれ違うあたり、ここでしか絶対に経験出来ない貴重な体験をした。

北海道での乗馬、是非オススメである。
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