社長ブログ2013.03.25
被害妄想
次女がパパの料理が食べたいとのリクエストがあり、一緒にデパ地下に出かけた時の事だった。
久しぶりのデパ地下だったが、魚が大好きな私は魚売り場にくぎ付けとなっていた。
特に目を引いたのがマグロだった。切り身の一パックが2000円を二パック買うと3000円
というセールをやっていたのだ。
しばらく模様眺めをしていたら、おばちゃんがやってきて店員と話をし始めた。
「このまえ買って食べたらおいしかったね~水分も少ないし脂のってて、冷凍にしても美味しかったわぁ」
私が狙いをつけていたマグロを持って行ったしまった。
しまった!と思ったのと同時に疑い深い私はもしかしたら”サクラ”かもしれないと思った。
あまりにもタイミングがよかったので、買い気を起こすための演出ではないかと。
そんな思いがある中で私はほかのマグロを物色し始めた。
店員は特に何もしゃべってこないし、私も無言のままマグロのパックを見廻していた。
幾つかの赤身と中トロに的を絞っていた。
すると、次にもおばちゃんが来るなりさらっと買いそうな雰囲気なのだ。
私は次の狙いのマグロを持って行かれてはまずいと思い、即座に狙いものを買い物カゴの中へ。
すると店員はセール商品なので、値札を変える必要があるから、二パックを包んでくれた。
私は一度買い物カゴに入れても途中で気が変わり、元の売り場に戻すことは度々あったので、
今回もその心積りと競争意識が同時に働いてのことだった。
しかし、袋に詰められて変更した値札シールまで貼られては戻し難いのだ。
う~ん。私は心の中で叫んだ。
もしこの一連が演出だったら完璧にやられたと。
しかし、帰って食してみると一番最初に買ったおばちゃんが言ってた通りの品だった。
疑いだしたらきりがないとはこの事である。
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