社長ブログ2013.12.22
駄目オヤジ
先週は次女の誕生日だった。
4人兄弟の末っ子で中学1年生になる。
プレゼントは何が欲しいか聞いて見たところ、iPhone5Sがいいと言うので、価格を調べてみると5万円を超えるので、高いから駄目だと言った。
すると、欲しいものは欲しいし、クラスの友達も持っているから、決して特別ではないと訴えてきた。そして、分割があるから毎月料金と払ってくれたらいいし、と食い下がってきた。
私は分割が嫌いだし、そもそも中学生が持つような携帯ではないと言った。
彼女は機嫌が悪くなりぐずり出した。
私は追い打ちをかけて、予算は5000円だと伝えた。
すると、そんなんじゃ何にも買えないし、ふざけないでよ!と捨てゼリフを吐いた。
私は今まで彼女が末っ子なので、かなり甘やかし過ぎた事がツケとなって返って来たのだと思った。
可愛くて仕方がなかったので、つい彼女の喜ぶ姿が見たくて、リクエストにはなるべく答えてきたし、むしろこちらから差し向けていた方だった。
自然に私に対して彼女は強気相場になって、他の三人の子供達とは違う関係、父親の威厳が全く通じない駄目オヤジになってしまったのだ。
リビングでテレビを見るのも彼女の影響が一番強い。
私の意見は覆されるのだ。
おまけに、風呂にも私が先に入れない始末。
パパが湯槽に入った後は、きたなくて嫌だからとバッサリやられるのだ。
悲しくなる気持ちを抑えながらも、弱気相場になった関係を修復するにはどうすればいいのか考えていた。
しかし、今頃になってプレゼントの予算を下げたところで、最終電車は行ってしまったのだ。
仕事でもよく言ってる言葉だが、相手を変えるのは甚だ可笑しい事で、まず自分が変わらなければならない、相手を変えようと一生懸命に何とかしようとしても、相手は変わらないのだ。
まずは自らを変えよ。
この言葉が頭をよぎった。
やり方ではなく、小手先の何かでもない、私の在り方が変化しなければ次女との関係は駄目オヤジのままである。
まだ、小学生の時は可愛くて、しつこくかまい過ぎても拒否られなかったが、それも懐かしい思い出である。
これからは年を重ねるごとに、そんな感情も益々遠のいて行くのだろう。
強気と弱気が交錯している株式市場の相場のような心境である。
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