社長ブログ2014.10.12
るろうに剣心
るろうに剣心が映画化されて、一回目を見たら非常に中途半端に終わってしまい、二回目の続きを心待ちにしていた。
しかし、残念な事に見事期待を裏切ってくれた。
一回目の盛り上がりから比べると、今回はまったくつまらなかった。
そもそも、よくあの漫画を映画化したと思ったが、漫画に出てくる人物イメージと俳優のギャップをいかに埋める事が出来るか、ここが一番の勘所だと思ったが、主人公の剣心役を佐藤健が演じている。
彼はかなり上手にやっていたと思う。
迫力感ある演技をしていて非常に良かった。
一方で、悪玉の親分である志々雄役を藤原竜也が演じていたが、これは正直いただけなかった。
もっと悪役が似合うキャスティングで、声も漫画の声優に近い感じのトーンを出して欲しかった。
まぁ、漫画をそのまま映画にする、例えばコナンのような映画版のストーリーを新しく制作する方がコストもかからず、リスクが少ないように思うのだが、どうなのだろうか。
個人的には漫画のるろうに剣心が大好きで、宗次郎の縮地という技がお気に入りだったが、映画のシーンでは残念ながら出てこなかった。
というか、表現が実現不可能は明らか。
この実現不可能だから漫画は楽しいのだ。
とんでもない、現実離れしたシーンがあるからこそ漫画なのであり、そもそもこれをキャスティングして映画化する方が土台無理な話しなのだ。
例えば、ワンピースだって、ドフラミンゴが空を飛びながら糸を繰り出して、街を壊すシーンにしてもそうだし、シュガーが人間をおもちゃにするシーンや、クザンのアイスバーンであたり一面を氷らせることだって、もし映画化したらキャストが演じるのはもはや実現不可能なのである。
この夢のような物語を映画化することで興醒めしてしまう。
ルパンも小栗旬がやっているようだが、どうなのだろうか。
やはり、期待が高くなる分、お客様が満足するには難しいだろう。
やはり、漫画は漫画のままで映画化して欲しいものである。
それと、映画を見ながらポップコーンをむしゃむしゃ食べる、あの音も何とかならないものかと。
A型の私としては気になってしまう。
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