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社長ブログ2015.07.20

長男

夜中の3時に携帯電話が鳴った。
このところ睡眠時間が少なかったので熟睡していた。
パッと起きてディスプレイを見ると長男からだった。

新宿からタクシーに乗ってきたが、財布を無くしたか何かで支払いが出来ずに警察にいると。
私は起こされた事に腹がたって文句を言った。
何をしてるんだと、すると警官に変わると言い元気のいいハキハキとした口調で、息子さんが無銭乗車で交番にいます、あなたの住所、生年月日、電話番号をお知らせ下さいと言ってきた。

私は寝ぼけながらも仕方なく彼の質問に答えた。
何となく彼の上から口調に引っかかっていた。

すると、今度はタクシーの運転手に変わると言って支払いはどうしましょうかと言ってきた。
運転手さんにはお詫びを伝えた後、振り込みをするので安心して欲しいと伝えた。
本人に振り込ませるが、万一支払いがなされない場合は、私に連絡いただければ振り込むから大丈夫だと。

これから交番に行って払うのも、自宅に来てもらっても、睡眠時間が削がれるのが嫌なので、振込みで納得してもらった。

その後、直ぐに寝るはずだったが、多少興奮したのか目覚めてしまい寝れなくなってしまった。
結局、睡眠時間を削がれることになってしまった。

私は何故こんな事が起こるのだろうか考えていた。
もし、自分が原因して起こっている現象だったら何の意味を伝えているのか。
考えていたが、わからず仕舞いだった。

つい先日も長男から賃貸の保証人になって欲しいとの依頼があった。
私は普通に保証会社がつくはずだから、連帯保証人はいらないはずだがと思い、不動産会社に連絡をしてみた。
すると、保証会社に保証料の支払いをして契約してもらう事は条件になっているが、連帯保証人もつけてもらいますと言ってきた。
私は両方はおかしい、どちらか一つにするのが筋だと言った。
しかし、両方が契約する条件のマストだと向こうも曲げない。

私は本人と話して見ると伝えて電話を切った。

長男は気に入っている物件だから決めたいと言うので彼の意見を尊重した。
おきまりの連帯保証人の承諾書と印鑑証明書を準備した。
後でわかったが、彼の与信が足りなかったのだ。

今年で21歳になる長男は、高校を中退したあと音楽活動を続けながらアルバイトをしている。
どこかの会社に所属するのが嫌いなようで、これからもどこかに就職する気になれないと言うのだ。

しかし、タクシーの未払いだったり、連帯保証の件にしても自分で責任が取れない以上、これからの人生で社会人としてしっかり自分の位置を確立しないと、いつまでも独り立ち出来ないままである。

まだまだ、子供のマネージメントが必要なようだ。
アウトソーシング出来ない以上、私がやり切るしかないのだ。

直面しながら前進していくしかないようだ。

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