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社長ブログ2016.02.14

自動運転機能

3ヶ月ぶりに運転免許証が返ってきた。

当初は車の運転出来ない期間が3ヶ月も続くのはかなり不便だと思っていたが、実際に体験してみるとそうでもなかった。

電車と徒歩の方が運動にもなるし、仕事を併用出来る点は車よりはかどる。

しかし、その常識が覆された。

久しぶりにテスラに乗り込むと自動運転機能にアップデートされていたのだ。
それは、ハンドルが勝手に動いてブレーキやアクセルも自動的に動く。
私が何にもしなくとも、このような動きをAIがやってくれる。

もはや、車の免許が返ってきても意味を成さないのではと錯覚するほどの完成度だった。

外環道を走っている際に座席をめいいっぱい倒して寝ていたら、横に走っていたワンボックスカーの車内の人と目が合い仰天していた。

追越し車線を一定時間走っていると急にブザーが鳴り、最初は戸惑ったが一般車線へ移行する合図だった。
その際に手動でハンドル操作が必要になるが、一般車線を長距離走行する場合は熟睡しても全く問題ないし、オフィス代わりに仕事だって完璧にこなせる。

一方で、一般道路では少々異なってくる。
急に人が飛び出してきたり、バイクや自転車が進路変更してきた場合はAIが対応出来ない現状がある。
信号の認識もまだなので、前に車両があれば認識して自動的にブレーキやアクセルが動くので問題ないが、前に車両がないと信号無視をしてしまう。

例えて言うならば、今は幼稚園児である。
人やバイクの認識も学習しているのだ。
あらゆる状況のデータを集積し、学習する機能が人口知能たる所以である。

従って、運転する体験を重ねる事で小学生になり中学、高校、大学と進学するようにテスラという車が人のように成長して大人になって行くのだ。

つまり、車に乗り込む際は毎回成長しているので、その具合が非常に楽しみになる。
まるで我が子の成長を見守るかのようだ。

それに連れて世の中も進化していく。

5年後にはおそらく、タクシーやバスは無人になり、有人の運転手は存在していないだろう。

そして、10年後には空飛ぶ自動車スカイカーが登場する。
車のコントロールパネルにある羽のマークボタンを押せば、羽が出てきて空を飛ぶようになる。
東京から千葉の天然村まで20分もあれば充分だろう。

テスラ社はその程度の事はあっさりやってしまうに違いない。

50年後には火星まで3泊4日のプランを申し込んでいるかも知れない。
その時、私は100歳になるが、医療テクノロジーの進化に伴いナノロボットが体内で活躍し、事前に病気の元を察知し治療してしまう。

もしかしたら200歳位まで寿命が延びているかも知れない。

更に100年後にはもっと進化して神の領域である不老不死も考えられる。
まるで、ドラゴンボールに出てくるデンデような存在で、漫画のような世界が待っている可能性も否定出来ない。

何かこう考えるとほんの少し先の未来は劇的に世の中が変わっているようだ。

自分も会社もこのテクノロジーの変化のようにカメレオンになる必要がある。

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