社長ブログ2016.06.26
Paris
夜の9時を過ぎても昼間のように明るい生活に慣れてきた。
パリに来て11日になった。
100キロは歩いただろう。
1区から18区まで縦横無尽にひたすら歩きながら街を観察した。
おまけにAirbnbで借りたアパートが7階でエレベーターがない。
階段なので、夜は酔っ払いで帰ると昼間の疲れもあり、ヘトヘトになって7階までようやくたどり着く有様。
ローカルな生活を体験する目的だったが、次回は普通にホテルにしようと心に決めた。
それぞれ特徴のある街並みで住んでいる住民の雰囲気も異なる。
新宿や原宿、銀座といった日本の街並みと比較すると、より土地勘が掴めるようだ。
至るところにカフェがあり、テラスでエスプレッソを飲みながら新聞を読むビジネスマンや、昼間から日常のごとくワインを飲んでいる人々を見かける。
現地では、不動産のエージェントを紹介してもらい、幾つかの物件を紹介してもらった。
また、パリ日本食レストラン業界のドンと引き合わせていただき、現地での出店について留意点などを聞かせていただいた。
現状のパリは、テロやストライキ、セーヌ川の洪水による被害もあり、更に為替の変動が駄目押しとなり、景気は最悪の状況だと言う。
不動産屋から紹介してもらうより、現地の店に行きオーナーと会って直接交渉した方が早いし、物件も特定出来るので、やり方としてはアリだと教えてもらった。
その位、店を閉めたい心境にあるのが現状のようだ。
表からはまったく想像もつかないどころか、パリに集まる世界中からの人混みに、物件を探すのも一苦労だと感じていた事もあり、貴重な情報をいただいた。
幾つかの案件を吟味していたが、弱気相場から強気相場の転換期でもあるので、慌てずにじっくり探す事にした。
9月に徳島県が協賛する阿波踊りイベントがあり、日本食屋台の出店があるので、それに合わせて物件を決めたいと思う。
そして、日本食イベントに参加してきた。
パリの人々にPRする目的で、既に現地で営業している店や日本から新たに挑戦する人々もブースを設けていた。
パリの人々は日本食もさることながら、日本文化にも興味があるようで、毎年一度行われているイベントだった。
食事も現地一押しのフレンチを毎晩のように案内されたが、どれも抜群に美味しいかった。
しかし、3日位前から醤油が恋しくなりご飯と納豆と天ぷらそばが無性に食べたくなった。
夜ふらっと日本食系の店に入った時に注文してみた。
現地スタッフはフランス語か英語しか話せないが、私は構わず日本語で納豆と卵かけご飯はないか聞いてみた。
熱意を持って言葉の波動を放てば、相手には通ずるものだと確信した。
しかし、今だに食べらていない。
そして、残り3日はバカンスで南仏にやってきた。
モナコとニースを回っているが、世界中の富裕層が集まるエリアだけあり、街を歩くと美女があちこちいて、ランボルギーニやフェラーリがごちゃごちゃしている。
桁違いの金持ちが集まり、クルーザーでバカンスを楽しんでいるようだ。
住んでみたくなる街を充分に堪能したい。
最終日はパリに戻り、ユーロのサッカーを観戦する。招待されているので、興味はまったくないが行った方がいいと言われているので
イタリア対スペインを見てくる。
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