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社長ブログ2016.10.30

パリプロジェクト始動

ウィ、パリ滞在中によく使うワードになった。
フランス語でYesになる。
私は言葉がまったくもってわからないので、感覚でコミニケーションをしている。
なので、ウィしか喋れないのだ。
ウィ、ウィの連発をする時が少なくない。
わかったフリをしてしまうこともしばしばあり、あとは日本語&ジェスチャーと熱いハートで会話をしている。

今回パリに来た目的は店舗物件の取得をする為にやってきた。

日本人シェフを対象に、パリでの挑戦を可能にした、腕試しが出来る店舗を1カ月から3カ月の期間貸し出すサービスで、フランス語と日本語が話せるスタッフやビザ取得の手続き、営業許可や集客のPRまでソリューションを整えている。
カバン一つでパリで店舗を開業出来る、お手軽なシステムになっている。

7月に訪仏した際、エージェントのジャンと打ち合わせした内容で、幾つか物件を事前にピックアップしてもらっていた。

ジャンはフランス人にしては珍しく、スピード感があり、情報も確かで人間性も高く信頼できる人物だ。

視察した中で、瞬間的に目に止まった物件があった。
パリの特徴である石造りにオシャレな雰囲気の漂う店内はとても魅力的な空間だった。
エリアとしても人気が高いマレ地区にあり、パリの中でもファションエリアとして流行の先端をいく、日本で例えると原宿、表参道に類する場所になる。

近所にある日本人シェフの店舗へ情報収集を兼ねて食事に出かけた。
和食の店では、カウンターで白人女性が日本酒をなみなみと注ぎながらグイグイやっている姿に思わず感動し、更には店内が満席で私たち以外はすべてパリジェンヌなのだ。
箸を巧みに操る姿は日本食慣れしているのだろう。
他の店にも行ったが、似たような光景で店内は満席で賑わっていた。

やはり、日本人シェフの店はパリジェンヌに圧倒的な人気を誇っている。

早速、物件の取得に向けて動いた。
パリの商習慣は日本とはまったく違うため、ジャンに弁護士を紹介してもらい面会をセットしてもらった。

パリ支社の開設が12月、物件のオープンが来年3月のスケジュール感で、それぞれの手続きを進めて準備を整える事になった。

これからはパリのhabitationの機会が増えるだろう。
日本の若手シェフがパリジェンヌをあっと言わせるような店を次々と送り込みたい。

次はパリの住居をどこの地区にするか迷っている。

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