社長ブログ2017.08.13
すごいパン屋
お盆休みの朝はゴルフ観戦から始まった。
全米プロゴルフ選手権、いわゆるメジャー大会の一つが中継されていた。
早朝4時から松山選手の快進撃に一喜一憂しながらテレビを見ていた。
終盤になりここからと言う時に、決まって中継時間が終わりになる。
何とかLiveで見れないかとアプリを検索してみた。
すると、ゴルフネットワークのアプリが見つかり、早速ダウンロードすることにした。
これは、非常に価値があり臨場感もあって、CMも入らないので試合終了まで楽しめる。
しかし、しばらくするとソフトバンクより通信速度を低速にするとの告知があり、最初は何の事かわからなかったが、動画を見たのが要因して契約容量をオーバーしたようだ。
せっかく有料会員になって存分にゴルフ観戦を楽しめるようになったのもつかの間、低速だと動画が映らなくなり元の木阿弥に。
一方的な措置に憤慨するも、休み明けでないと対応出来ないため、TV中継で諦めるかと思った時にテザリング機能を思い出した。
手持ちのIPadで共有することで見事に動画を復活させた。
ゴルフ中継が終了するのが午前8時ごろ、それから毎朝のルーティーンをスタートさせると、終わるのが午前中いっぱいになる。
今日はそれからあるパン屋に行くことにした。
それは、友人御用達の店でパリのどんなパン屋より上をいく店で、おそらく未だかつて味わったことのないパンに出逢えるだろうとのこと。
早速、行ってみると案の定の行列、12時開店16時閉店という短さもあってか、品切れになる前に買い付けようという心理が働いている。
約40分ほど並んで店内に入れた。
オープンキッチンの手前にフランスパンのような品揃えのカウンターテーブルがある。
そこでチョイスしたものをお会計するのだが、何とグラム買いの表示に我が目を疑った。
それはまるでいきなりステーキのごとく、熟成肉がグラム単位で食べられるように、パンがグラム3円や4円の価格で提示されている。
出来るだけたくさんの種類を賞味したかったので、適当な量で数種類の見立ての良いやつを注文した。
とはいえ、パンを何グラム欲しいと言っても、それがどの位の量になるのか見当もつかなかった。
お勘定は締めて7000円、パン屋でこんなに買ったのは生まれて初めてだった。
一体どれだけの代物か、とにかくいち早く食べてみたかったので、車に乗り込むや否や袋から取り出すと一つのパンを口に含んだ。
驚愕の喜びが湧いてきて、パンの概念を覆す芸術的な作品の域にあった。
パリのクロワッサンに感動したレベルをはるかに超えるものだった。
外側は歯ごたえがあり、中はふっくらと味わい深く、普段パンを食べないが何個でも食べたい欲求が湧いてくる。
自家培養した発酵種を使い、熟練工の配分で小麦粉を使って焼いたパンは生きているかのような発酵しているかの状態で、数時間経っても暖かく美味しくいただける絶品。
かつて紹介してくれた友人がパン職人を同行させたら、声が出ないほどの圧巻だったそうだ。
日本にこんなすごい店があるなんて、世界に誇れる素晴らしいパンを食すことが叶った。
友人から安易な触れ込みを控えて欲しいとの要望から、世田谷にある店で留めておきたい。
ご縁がある方には直接お伝えしたい、すごいパン屋だった。
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