社長ブログ2017.09.24
コミット
最近、ご飯をたくさん食べた記憶がない。
もちろん、意図的に制限しているのだが、お昼にカレーライスを食べたら、夜はつまみ程度で済んでしまうくらいで1日1食と少しだ。
こんな事を始めたのはいつからだろうか。
6年くらい前になるだろうか。矢沢永吉のライブに行った時にコミットしていた。
あのライブで見せるスマートな肉体に魅せられたのだ。
当時はぽっこり腹が出ていて、妙に永ちゃんに影響を受けていた。
元々、ストイックなので追い込んだりするのが、人より苦痛に感じないというか、頑張れたりする傾向にある。
自分に厳しく人にも厳しいタイプに類するだろう。
先日、ゴルフコンペで一緒に回った2人を観察していた。
2人は対象的で、身体も太めと細めに分かれ、性格も繊細なゴルフをする一方で、大雑把なプレーを随所に見せるタイプと鮮明に違っていた。
話を聞いていると、コミットしてストイックな細いタイプは、毎日のルーティーンを欠かさないらしい。
自分に厳しいタイプで似ていると思った。
太いタイプは、酒はカブカブ、ご飯も大盛りに肉が450グラムと、いたって健康に配慮する素振りも見せない。
しかし、どちらが楽しそうにゴルフをしたり、食事をしているかは言わずもがな、笑顔をたくさん見せている太いタイプの方がいかにも幸せに見える。
もちろん、見かけは不健康そのもので、細いタイプの方が健全そのものなのだが、今この瞬間で見ると、確率論からすれば太いタイプがさきにお迎えがくるだろう。
しかし、本当にそうだろうか。
細いタイプが生き抜く力が優っているのか。
いや、むしろ細いタイプが先に逝く傾向もあり、どちらが良いお手本なのかは正解はないのかもしれない。
常識的には不摂生は健康に良くない、医者も異論はないだろう。
だが、この瞬間に楽しめるやつと、まだまだ不充分だと己を叱咤激励しているやつとでは、今を生きる力に歴然の違いを見るのではないか。
とはいえ、自己に甘くなるようなスキがあった方が、人として魅力ある風に感じることだろう。
さて、個人的には逆の立場にいて、細いタイプに似た方だが、スキのある人をたまに見せる方が良いのかも知れない。
ステーキをいきなり450グラムも食べられないが、いきなりステーキを300グラムならコミットするに違いない。
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