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社長ブログ2023.06.04

餃子

餃子を注文すると、これから焼きますので少々お待ちくださいと言われた。

どこかの老舗の鰻屋で、注文してから5分で出てくるところとはまったく違っていた。
当たり前の事だが、普通に丁寧なオペレーションをする店はそう多くないようだ。

ここ餃子の王将は東京での第一号店舗で、有楽町のガード下にある人気店である。

日曜日のお昼前にもかかわらず満席で、店に入るまで20分近くかかった。

出てきた餃子は最後の6個目まで温かく、とても270円とは思えないほどの美味さだった。
それほど大きくはないが、餃子としての存在感が大きくて、納得できる餃子に出会えて大感激する一方で、餃子も喜んで口の中でぴょんぴょん跳ねているような食感があるのだ。
看板メニューとはいえ、ここまで愛おしい餃子が食べられる店は同じ王将の中でもないだろう。

また、珍しくワインのバリエーションも豊富で、蒸し鶏とクラゲの前菜を食べながら白ワインもいいし、タマゴとトマトの炒め物でソーヴィニオンも楽しめる。
カウンターがなく、テーブル席だけでゆっくり飲みながら食べれる店になっている。

回転させながら客単価を抑えた店とは鮮明な違いがある。

餃子の味もそのゆとりがもたらしているようにも思えた。

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