社長ブログ2023.06.18
銀行
毎年恒例の銀行回りの時期になった。
決算の報告のため各支店長を訪ねているが、銀行によって様々な話の展開になる。
融資は勿論のこと、事業の組み立て方の提案から、SDGsやシンジゲート組成、相続対策向け物件委託など、見事に個性が分かれていることを実感した。
当社事業計画の設備投資で、7年間に24億円の資金調達の必要性を説明した。
含み資産の売却で自己資金を12億円調達しながら、残りの12億円を銀行融資で賄うスキームとして検討している。
基本スタンスとして、銀行はキャッシュフロー(償却前の営業利益)の範囲内で融資の支払い限度を定めている。
当社の場合には、年間2億5000万円のキャッシュフローがあるので、月の支払い金額を2000万円以内にする必要がある。
12億円を7年返済すると月の支払い金額は元本1428万円と金利100万円で1528万円くらいになる。
概ねイケるスキームである。
来年からはキャッシュフローも3億から増え続けて、7年後には10億円近くまで伸びる事を考慮しても、無理のない調達計画である。
含み資産の売却は少々もったいない気もするが、半分は自己資金を準備しないと、銀行もさすがに首を立てに振らないだろう。
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