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社長ブログ2023.09.17

自主性

夢みる小学校という映画を見る機会があった。
文字通り、夢のような自由で楽しい学校の物語りであった。
校長先生のトップから新米教師に至るまで、徹底されているのは、子供たちは自由には責任を伴わないという明確なルールがあり、責任は先生が取るので子供たちは責任を取らなくていい自由が与えられている。

大人の世界では、自由には責任が伴うことは必定、つい口走りそうになりがちだが、この小学校は責任は大人が取るので、子供たちは躊躇なく行動出来るというものである。

従って、子供たちは自主的に考えるようになり、行動して試行錯誤をするようになる。
この体験が決定的だと感じた。
つまり、障壁が取り除かれているので自由な発想と行動が育まれる仕組みになっている。

映画の上映会に今年の夏の甲子園でベスト4に入ったK監督が招かれていた。
K氏は選手が自体的に考えるように導いていて、選手自身が納得があってから行動するまで、待つと言っていた。
この「待つ」という間が自主性を引き出すポイントになるようだ。

これは、新卒採用から中途採用までの人材についても、仕事の流れを掴んで自体的に考えて納得の行く行動が出来るまで「待つ」という間があるのと同じである。
また、投資をしたあとも同様にこの「待つ」事がとても大切な要因になる。

夢みる小学校は自主性が育まれているので、失敗を繰り返しながら、終わりなき改善の精神が身についているのだ。
これは社会人になってから最強の武器を手にしたようなもので、日本の一般的な小学校では絶対に経験出来ない。

自主性から試行錯誤のプロセスを踏んで、終わりなき改善の精神を学んだ生徒たちは、未来の日本を背負って立つ素晴らしい大人になっているだろう。

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