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社長ブログ2023.10.01

東京ベイエリア

周りの景色を見渡しながら歩いていると、海を埋め立て生まれた臨海都市だと実感する。

テスラ東雲に車の修理のため入庫して、そこから散策しながら豊洲公園を抜けて、新しく出来た道で虎ノ門トンネルに通じる豊洲大橋を渡った。

ベイエリア誕生までは、東雲は海で豊洲は川と海を挟んだ中洲、勝どきエリアも海で、今では公共施設かタワーマンションしかなく、民間のビルや店舗がほとんど見られない。
隣りの月島は文字通り海にある小さな島にしか過ぎない場所で、海を埋め立てたあとは、公売でデベロッパーへ流れるか、警察署や消防署などのお上に移転されたようだ。
土のどっしりとした地軸を感じることなく、人口的な殺風景な街が広がっていた。

築地大橋を渡ると左手に浜離宮、右手には築地市場の広大な跡地が広がっている。
築地市場は東京湾に面した陸地で、船着場の岩盤を見ていると、様々な過去の歴史を見ていたように、岩の意識を感じてしまう。
大漁の船を活気よく迎える市場の人々、若い船員を迎える恋人など、創造していると一日中ゆっくりしていられるような気分になる。

市場跡地の一部を新道が抜けて、汐留から溜池までトンネルで繋がったので、車だとあっという間に赤坂まで到着する。

汐留までが海で新橋や銀座の一部までが海岸通りを隔てた陸地になっていたようだ。
散策していると、東京ベイエリアが砂上の楼閣のように感じてしまう。

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