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社長ブログ2024.07.28

至福の時

店の前に到着すると、既に予約者の皆さんが集まっていたが、程なくして店内に案内された。
カウンター11席、準備が整っている感じで、20時15分からの2回転目の予約だった。

とり茶太郎、予約困難な店で知られる焼き鳥はスタートから驚きの連続だった。

昼間に自家製のカレーライスを食べ過ぎていて、完全に消化していない状態を後悔していた。

焼き鳥に限らず、肉は仕入れが全てと言うのを最も感じる店に出会ったようだ。
煙の量が普通の焼き鳥店とは違って、もくもくと湧き出るようなそれは、あぶらを多く含んでいる事を物語っていた。

ブランド鳥を使ったものは、焼き加減を含めた仕事がパーフェクトで、こんなに美味しい焼き鳥を食したことは間違い無くこれまでにはなかった。
口に含んだ時のジューシィーな感覚は、まったく別次元の領域のもので、衝撃的な美味さに絶句するしかなかった。

至福の時とは、まさにこんな感じだと思いながらしっかりと味わった。

確かに、これは予約困難だろうと実感しながらも、焼き鳥が運ばれてくる度に、昼間のカレーの消化が障害になり、満腹感が増してきていた。

最後のシメがそぼろご飯で、一口しか食べる事が出来なかったが、この絶品の味は今でも忘れる事が出来ないでいる。

帰り際に次回の予約が11月で取れたが、今度は完食する準備を整えて至福の時を過ごしたい。

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