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社長ブログ2014.04.20

次女と映画

周りを見渡すと女子中学生や女子高生がいっぱいだった。

中には何組かのカップルがいたが、高校生より上の年代は見かけなかった。
私は完全に一人浮いた存在としてそこにいた。

まさか剛力彩芽が主演の映画LDLを見る事になるとは思いもしなかった。

次女は中学生二年生になるが、映画化されるのを心待ちにしていたようであった。
それが私と2人で映画館に来る事になってしまったのだ。

それは、朝からの物語から始まった。

本来であれば、17歳の長女と一緒に行く事になっていた。
長女はそこまで見たい映画ではなかったにせよ、その日は朝帰りで眠ってしまい、約束を反故してしまったのだ。

次女は一度思うと、その日に目的を遂げないと納得しない性格で、一般的には大変ワガママな子供と言う事になる。

欲しいものがあると買ってくれるまで愚図るのだ。
それも相当な執念で、愚痴攻撃が永遠と続くので、こちらが降参してしまうのだ。
それには彼女が末っ子で特別に可愛がっている私に原因する。
昔から彼女を甘やかし過ぎてしまったツケが回ってきたのだ。

この日も例の愚痴攻撃が炸裂していた。
私が一緒に見てあげると言っても、同じ年代で父親と一緒に行動するなんて、ありえないから!
まったく受け付けない姿勢なのだ。
この日はたまたま母親は友達と出かけて留守だった。

彼女も年頃になり、私に対する接し方にも数年前から変化が出始めてきた。

私が先にお風呂に入ろうとすると、彼女は決まって先に入ると言い出す。
あるいは、以前は一緒に買い物に行ったが今はお金だけ請求したりする。

こちらの態度は一向に改まらないのだが、彼女の希望を叶えてあげたく思っている。
上の三人子供とは対象的な育て方をしてしまったのだ。

その日、私は自宅で読書をしながら彼女の愚痴を聞いていた。
一人で見に行くなら車で送り迎えしてあげるからと投げかけたが、嫌だと言って収まらない。
もしかしたらパパと一緒に出かけるのは照れてるのかな? 笑って言うと、
どんだけブラス発想なのかと言われる始末。

実は彼女は究極に人目を気にする性格なのだ。
赤いマセラティに乗るのを避けたりする。
目立った車に乗っているのを同級生に見られたくないそうだ。
以前も、後部座席に乗って身をかがめたりするから、不思議でならなかった。

そんな彼女の性格を見抜いて、授業参観日には派手な服にサングラスで登場して、彼女に手を振ったりして、からかっていたりもしていた。

映画の時間が迫って来ると、彼女は一人で見る決心をしたらしく、車で送り迎えして欲しいと言い出した。
車中では一人で見るのに気が変わったのか、パパが見たいなら一緒に見てあげると言う。
何だか変だと思ったが、一人では心細いのだろう。
勿論、映画には全く興味はなかったが、そんな彼女の気持ちを察して見たいと言った。

まさか剛力彩芽の恋愛映画で涙するとは、周りに気付かれない事を切に願っていた。

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