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社長ブログ2015.02.08

イートイン

メガネの修理に高島屋新宿に行った時のことだった。

デパ地下に入ると凄い熱気に包まれていた。
それは、安売りセールで人々が殺到しているような気の種類とは違っていた。

実に華やかな食の宝庫と言ったところだろう。
足を踏み入れて間もなくすると香ばしい匂いに刺激され、こんなにも数多くの食を様々な演出で提供する場所があるのかと驚愕してしまった。

デパ地下と言えば、豊富な惣菜や弁当類の印象があるが、ここはスケールが大きくパン屋で3店舗、地方名物の名古屋手羽先や大阪イカ焼き、みたらし団子やポタポタ焼きなどは列をなしての大人気だった。

その中でも特に目を引いたのが、イートインコーナーだった。
惣菜類を自らチョイスしたものをすぐ隣りに用意されたスペースで味わう事が出来るのだ。
ここのイートインは老舗の店、浅草今半や日本橋たいめいけん、日本橋千疋屋のフレッシュジュースなど、各店名物メニューが揃っている。

最も注目したのが、イタリアンの惣菜を扱っているショーケースに生ハムの極上品があった。
これを適量で買ってイートインでワインとセットで楽しもうと思ったが既に満席だった。

イートインの胆は、このようなトンがった品が自分の食べたい量を注文して、すぐ隣りで食べれる点にある。

中華の惣菜や揚げ物などは自宅に持ち帰ってレンジでチンして食べるのと、出来立て揚げたてほやほやのやつをその場で頬張って食べるのは雲泥の差が生じてしまう。
これらを扱うイートインは無かったが、私だったら立食いコーナーを作って色んなものを食べられる場を提供したいと考える。
私は少量を数種類選択するタイプだか、このような選択は実際の店舗では難しく、実現出来たとしてもブッフェのようなそこそこの料理になってしまい、トンがった品を揃える事が難しい。

その他、フレンチや甘味処、ケーキやジェラートなどのイートインがあったが、どこもいっぱいで賑わっていた。

待つことの苦手な私は結局イートイン体験はせずに、餃子とから揚げのB級試食で手仕舞いにした。

もし、デパ地下直結のレジデンスがあったらどんなライフスタイルになるだろうかと想像してみた。

もはやイートインは不要になり、常連になった私は電話一本でルームサービスとして簡単に頼めて、試食のように本丸の商品を好きな量だけフリーで食べられ、オリジナルの弁当を注文して移動中のランチにする事だってできちゃう。

これらは、全部部屋付けの決済システムになっているので、サインひとつで済み細かい清算はしなくていい。

デパ地下直結レジデンシーズ、どなたか作って下さい!

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