社長ブログ2010.12.03
地域活性化
地域活性化の学習が千葉県の松戸市にある聖徳大学で行われた。
4年前に受講した経験があるが当時は40名程の参加者が全国各地から訪れていた。
しかし、今回はその半分にも満たない参加者でやや拍子抜けした感で受講してきた。
土、日の2日間で朝から夕方までみっちりとした学習でかなりタイトである。
タイトルによって講師が変わるのだが特に印象的だった人物がいた。
高校の校長先生を歴任し教育委員会等の行政に関わる仕事に携わり定年後、現在は聖徳大学の講師を兼任している。とてもパワフルな人物だった。
この人の考え方は地域と教育は密接した関係で、現在の学校と地域の関わり方に警笛を鳴らしているのだ。例えば学校の配布資料に記載の文章や掲示版に書かれている書き手の思考が命令調になっていて、地域の方々とは一線を画しているように取られても仕方がない。または、学校の隣に幼稚園があって学校の運動会に園児が見ていた場合の対処の仕方、図書館の配置や公開時間など地域と共生するような学校になってこそ、様々な学校での問題も変化してくるだろうとのお話であった。
昔の学校はそんな風景もあったに違いないがいつの間にか閉鎖的になり、ゆえに外部からの不審者が表れる原因になっているのではないか。
学校と地域の関わりを見直す、学校が地域にどのように貢献していくかという観点で見るとやれる事がたくさんあるように思えた。今回の学習で学校の役割が地域活性化と関連が強くあると初めて感じた。
また、学習に教育者が多数参加されていたことは意外であったが未来の教育に可能性を感じた。
我が社の天然村事業も地域活性化の役割を担っていきたい。
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