社長ブログ2018.07.01
常識的
レストランの窓から見えた瞬間に動いていた。
決算期報告で、経理部長と銀行回りをしている合間にランチをしていた。
次女の学校が近くだったので、もしかしたら通るのではないかとオムライスを食べながら意識していた。
直ぐにドアを開けて名前を叫んだ。
次女はわずかに振り向いて、パパだとわかると恥ずかしげにアイコンタクトにとどまり、こちらの反応とは真逆の対応だった。
よく見ると男性と歩いていたので、再び呼びかけてみた。
彼氏なの?
すると、男性が気づいてこちらに歩み寄ってきた。
それは担任の先生だった。
初対面だったので互いに挨拶を交わした。
まんざらでもない雰囲気だったので、つい彼氏に間違いてしまったと言うと苦笑いをしていた。
最近、担任の先生が変わって、嬉しかったと次女から聞いていた。
改めて3人で食事をしたいね。
次女に言うと、そんなこと言えないし常識的にダメに決まってるじゃないとの返事。
いや、家庭訪問の延長線みたいな感じだから大丈夫だと言っても納得いかない様子。
だったら、パパが学校に電話するからと担任の先生の名前を聞いて電話をした。
すると、そういう事は出来ないとバッサリ。
あまりしつこくしないで欲しいと、娘から言われていたのであっさりと諦めた。
しかし、何故なんだろうかと考えた。
常識とは何なのか、非常識との境目がわからなく困惑していた。
新任の先生と親交を深めて、進路の相談や考え方を共有する意味でも、堅苦しい学校で決まりきったやり取りをしたり、家庭訪問で互いに気を遣いながらフリをしたところから、何が生まれるというのだろうか。
場合によっては、酒を酌み交わして本音トークもありだし、もっと枠を超えた柔らかさは人との繋がりでは重要だと思う。
非常識とは、ワイロを渡して入学させるとか、内申の便宜を図るとか、そんなセコイ次元ではないのだ。
こっちの方がよっぽどピュアで人間らしいコミニケーションだと思うのだが。
常識的という概念が人とは違うのだろうか。。
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