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社長ブログ2010.04.10

いじめ

私の長女がいじめにあっていると聞いて約2年が経った。
4月で中学3年になるが当初は私も立ち入ってこの問題に取り組んだりしてなかった。
娘は気が強いのでいじめの対象にはならないと思っていたが、男子とは真っ向から対立するので彼らも気に入らないのだろう。
最初のうちは下駄箱にゴミを入れてみたりしていたが徐々にエスカレートしてきて、ジャージをはさみで切り刻まれ、夜間に自転車の後ろから投石にあったりと、事態が大きくなり始めたので私も動かないではいられなくなった。
このような事態になったのは娘自信が原因しているのは勿論であるが、男子生徒も昔と違いイジメが少々陰険になっているようだ。
娘も負けず嫌いの気性なので学校を休むことはしなかったがエスカレートしてからはさすがに休む日が目立ってきた。
私は学校に連絡して担任と学年主任を自宅にお呼びした。校長もご一緒に来ていただくことになっていたが時間の都合が合わないという事であった。
話を聞いていて思ったが、イジメの問題に取り組む方針が学校でしっかり定まっていない感じを受けた。そのため担任の先生も表向きの取り組み姿勢しか見受けられず非常に残念であった。問題解決のためにどこまで踏み込んで共同作業をしていくのか。この辺が場当たり的な対処になってしまい2年が過ぎてしまったのだろう。
やはり組織はトップが方針やビジョンをしっかりと示していく必要性を強く感じた。
それらがないと問題が発生した時に、先生方がどのように考え行動していいのか腹から落ちていないので効果的な対処ができないのだろう。
次回は校長と2人で話す機会を設けたので、イジメ問題を共同作業する中でトップがどんな方針を示すのか聴いてみたいと思う。

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