社長ブログ2012.08.03
夜の皇居
人形町で会食した後、歩いて帰ろうと思い20時30分に出発した。
六本木に到着したのが22時50分だった。
日本橋から大手町を抜けて日比谷に向かう途中で、皇居を経由して霞ヶ関に出た。
皇居を歩いていると辺りは真っ暗で、遠くに守衛さんが居る場所の灯りが薄らと見えるくらいだった。
一方で反対側を見渡すと丸の内から日比谷にかけて立ち並ぶビル群が異様に映った。
自分が立っている場所が、まるで江戸時代にタイムスリップスして、
未来の映像を見ているかの様であった。
また、ドバイの砂漠から見上げるホテル群の光景にも重なった。
しかし、あそこから見ていると本当に別の国に見えるし、
江戸時代が少し体験出来るかのような面白さがある。
しかし、昼間に来て見る光景では恐らく感じられないだろう。
夜だから違いが鮮明にわかるのだと思う。
あれだけ電気を使う文化になったんだと、夜あそこに行くと自然に感じてしまう。
本当に不自然な感じがするのだ。
同じ時代の空間とは思えない違和感を抱いてしまう。
夜の皇居から見るあのビル群の放つ輝かしい光を見ているとそう感じる。
東京や都市部の商業地は電気を大量に消費するのに対して、
地方の田舎に行くと夜は辺りが真っ暗で、皇居の夜と同じである。
やはり暮らしの拠点は地方の田舎に移すか、暮らしの比重を段階的に都市から田舎に移行するのが、
今直面しているエネルギーの問題を根本的に解決する手段ではないかと思う。
夜の皇居を散策していると当たり前のように感じてしまう。
たまに時間がある時は、歩くのも色んな発見があって良いと思った。
しかし、歩き過ぎで翌日は腰がとても重かった。
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