社長ブログ2013.12.31
天然村グルメツアー
大晦日の天然村は寒かった。
海のエリアまで車で20分位だが、おそらく2,3℃違うだろう。
私が以前、海のエリアに住んでいた時は、車のフロントガラスが凍った事はなかった。
しかし、山のエリアにくると朝は冬景色である。
辺り一面に霜が降りていて、車のフロントガラスも凍りついていた。
そんな中でも、野鳥達は元気な声で朝を迎えてくれる。
何種類もの野鳥は四季を通じて、日の出と共に大合唱が始まる。
昔当たり前だった光景が、今は都市部の人口的に作られた公園からは聞こえてこない。
天然村の朝は地元の人達では当たり前の感覚でも、たまに訪れる人達にとってはとても心が落ち着くようである。
それは夜でも同じようだ。
満点の星空は素晴らしい。感動して、しばらく空を見上げたままになっている。
今回のグルメツアーは義母の為に企画をして、妻と次女の四人でやって来た。
一日目のランチは具猇(ぐこう)というカフェに行った。
ここは今年の11月にオープンしたばかりで、横浜中華街でも行列の店を経営していたという、凄腕シェフが料理を振る舞う店である。
田んぼのど真ん中にあり、一度行っただけでは忘れてしまう奥地にある。
メーンは地元野菜を使った料理である。
中華風に野菜をソテーしたものは絶品で、食通をも唸らせる一品である。
オードブルでは、水餃子、豚の角煮、アジの刺身を漬けにしたもの、オリジナルな大根漬物は
みんなを喜ばせるばかりでなく、料理の幅の広さに感動していた。
次回は天津飯と担々麺を食べてみたい。
一日目の夜は近藤牧場直営のイタリアンVENTOに行った。
ここは、お任せメニューにして、主人自慢の料理を楽しんだ。
メーンはモッツァレラを使った料理である。
マルゲリータのピザを食べた感触は忘れられない。
口の中でとろけるチーズとトマトソースが絡んだ生地はまさに神業であった。
その他、砂肝のバター焼き、海鮮サラダ、リゾットは何れも他の店では味わう事が出来ない、地元の素材を活かした素晴らしい品だった。
おまけに、シュークリーム、プリンも出てきた。
牧場主ならの素材を存分に活かしている。
生クリームが天然のスマートさに加えて、程よいミルクの濃さが癖になりそうな一品だった。
全員が大賛辞を送り店を後にした。
二日目の昼はそば屋加瀬に行った。
ここは里山の中にあり初めて店に入ることが難しい場所なので、口コミ以外には知る事の出来ない店である。
メーンはそばの他にそばがきが圧倒的なセンスを出していた。
わさびとネギを合わせて食べると、最高の酒のあてになるのだ。
もりそば、ニシンそばがコースの主軸に相応しい味わいを醸し出す。
特に腰のあるそばは絶品で、そば通にはつゆの味わいは突出している域を体験するだろう。
今回のグルメツアーはこの三店だったが、まだまだ連れて行きたい店がたくさんある。
奥の深い天然村のグルメツアーはやはり三日間は必要かも知れない。
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