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社長ブログ2012.12.03

次男と仲間

中学二年生の次男が酒を飲みバイクに乗っているのが発覚した。
先輩と仲間で夜中バイクで走っていたら、警察に出くわして先輩が捕まったらしい。
次男と友達は上手く逃げ切ったらしいが、先輩が警察に次男の事をゲロしてしまい、近日中に警察から呼び出しがあるという。
この事で友達の両親が私に相談があるというので、日曜日の夜に自宅に来てもらい話を聞いた。

先方の心配は警察には正直にすべてを話して、対応したほうがいいのではないかとの事だった。
そして、盗んだバイクに無免許で飲酒運転をするような不良行為を何とか止めさせたいという思いを話されていた。
次男が警察と話をするときには正直に話されたほうが良いのではと促された。

私の意見は真逆であった。
ストレートに話そうか迷ったが、少しオブラートに包んだ言い回しから入った。
今回の件は、大した問題ではないということ。
「そんなに心配になることではないと思います」、と言った。

勿論、社会的には問題があるが、思春期のこの時期に止めろと言っても意味がそこに無いと思うからだ。
むしろ私は承認しているくらいだ。
気の合う仲間と悪さをする事が楽しい時期なのだろう。
彼らの悪さといってもかわいいものである。

どうせ、ビビりながらやっている腰抜け連中なんだから、少し痛い目にあう体験をしたほうがいいのだ。
一方で自分たちが怪我をする位ならいいが、加害者になって相手に迷惑をかけたら大変だという意見がある。
無論その通りであるのだが、注意をして表面上はおとなしくなっても、裏でやるのは火を見るより明らかである。
私もそうだったから解る。

ここは取り越し苦労はせずに、彼らが納得できるチャンスの時に言ったほうが効きめがあると思っている。
あるいは何かのきっかけで、彼ら自身で麻疹が醒めてくれたら友達の両親も妻も安心するだろう。

私の意見に賛同する人は極めて少ないと思うが、変り者なので仕方がないと思っている。

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