社長ブログ2012.12.25
個性の強い子供たち
久しぶりに長男と二人で飯を食う約束をしていた。
高校を中退してロックミュージシャンを目指す彼は、学校を辞める2年前
とは別人の在り方になった。
今では本をたくさん読んでいて、何かいい本があるか私にリクエストして
くる読書好きになっている。
目標も明確で彼と話をしていると現実化するだろうと感じる。
しっかりとした口調で落ち着き払っているのが印象的だった。
今回は表参道で待ち合わせをしてイタリアンレストランの予約をしていた。
当日に次男から連絡があり俺も行きたいと言ってきた。
長男の同意を得てから一緒に来るように伝えた。
今年は表参道のイルミネーションはなかった。
ヒルズの中には色鮮やかなツリーを見に来ている人もいたが、外はいつも
と違う雰囲気の中、3人で店に入った。3人だけで飯を食うのは初めてだった。
普段から兄弟でもそんなに話をするわけでもなく、どちらからとも話しかけ
る事がなかったので、私を中心に彼らに話題を振っていた。
そんな中、次男が今年もスキーに行きたいと言ってきたので長男も誘って
北海道に行くことが決定した。
双方ともに友達と遊んだ方が楽しいので、休みの日でもほとんど一緒に
出掛けることはない。こんなタイミングでもないと、家族そろって出掛け
ることもないだろうと思い即断した。
イタリアンの店を出ると社会勉強も兼ねて、銀座のクラブに入った。
次男は茶髪でピアスの出で立ち、一目で中学生と分かるが、長男は一応
社会人なので違和感はそれ程なかったように思う。
おまけにかっこいいのでかなりモテるのだ。
女の子たちも彼に質問攻めで私の方が呆気にとられた。
こんなにも違う対応なのかと、嫉妬心が芽生えるほど初めての感覚だった。
一方、次男はそんな雰囲気につまらなそうな態度で、スマホをいじりながら
早く帰りたいオーラを発していた。
彼も一緒に飯は食いたいと思って来たが、予想外の行動に面を喰ったようだ。
たまにはこんな風に男だけで飯を食いに来るのもいいのだろう。
一方で娘二人はクリスマスのプレゼントの催促で、長女は洋服を買いたい
のでお金をちょうだいと言われ、次女はゲームソフト動物の森が欲しいと
リクエストがあり、一緒に買いにいくも売り切れ状態。
急に機嫌が悪くなりどうしてくれると、私に八つ当たりする始末。
私としても彼女には弱く、必死になって店舗を巡りやっと見つけて落ち着いた。
次女の誕生日が12月というのもあって、この時期は出がすこぶる勢いである。
誕生日が3月、7月、8月、12月、それぞれ個性の強い子供たちである。
勿論、私も妻も同類である。
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