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社長ブログ2013.07.05

採用活動

二日酔いの状態で東京ドームへ向かった。
土曜日が二日目となるDUDA転職フェアにイコムがブースを出店したのだ。
会場に到着すると転職を希望する人たちで大賑わいだった。

会社のブースを見かけると順番待ちになっているのでびっくりした。
他のブースを見渡すと人気がある会社と敬遠される会社とではっきりしていた。
なぜ、わが社が人気があるのかよく解らなかったが、ともかく嬉しかった。
ブースの設えもなかなか良く出来ていて、親しみがもてるような感じになっているのも
一つの要因に感じた。

私は自分でもまだ酒臭いのを感じていたし、顔も少し赤みが残っていたので、ブースに
いるとマイナス作用にしか働かないように思えたので、長居をせずに遠くから観察していた。

大きなイベントなので参加企業を全て見るのも大変である。
私がぐるっと見た感じだと賑わいを見せている企業の中にニトリがあった。
また、LCCの航空会社も圧倒的な人気を誇っていた。
サービス業の中でも旬な企業に人気が集まっているようだ。

歩いていると、ふと私の名前を呼ぶ声が聞こえたので振り返ると、友人だったので驚いた。
およそ3年ぶりの再会だったが元気そうで、少し若返った印象だった。
色んな苦労があったらしく、転職をしたのを別な友人から聞いていたのだが、今は完全に吹っ切れた
感がある。ブースを出店していてマネージャーとして活躍している事を聞いて安心した。

しばらく歩いていると、前面に出て歩いている人に積極的に声がけする女子社員がいるブースは
賑わっている。当社も二人の女子社員が同じようにしているので効果が出ているのだろう。
一方で当社の隣のブースは異彩を放っていた。

大阪の飲食業だが、まるで祭りのテキ屋のごとく、スタッフ全員が男子でイケイケのノリなのだ。
おまけにオーナーと思われる人物が先頭に立って、大阪弁で客引きのような振る舞いを見せている。
呆気にとられたが、やっている本人は真剣そのものなのだろう。
飲食業はどちらかというと不人気でどこのブースも人気がない。
何とかいい人材を確保しようと必死になるのも当然であるのだが…

しかし、本当に会社というのはいっぱいあるんだなと感じた。
知らないだけで大企業から中堅、中小企業まで勢揃いだったが、本当にたくさんありすぎて職を探す方
も採用する企業の方もマッチングするのがどれだけ大変なことか、実際の数字を見たくなる。
現に当社に来ていただいた方々の様子をスタッフに聞いてみると、魅力の感じる人は数人に留まり、
1人だけでもいい人材が取れたら成功といった感じである。

採用という活動は正解がないのかも知れない。
企業活動の中で一番の勘所であるのは間違いないが、緊急で重要な位置づけから非緊急で重要へと
シフトする必要性を改めて感じた。

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