世界一のパワースポット

久しぶりに福島に入った。

時あたかも東日本大震災311による津波の被害に見舞われた場所は、今もその情景に変化はなかった。

9年ぶりに訪れた土地は、国道沿いに未だ船が乗り上げた状態で、避難指定区域が解除されたのも2年ほど前である。

変わったのは、使えなくなった農地が太陽光発電になっていたのと、除染作業で土を溜めておく場所があちこちで見かけたのが印象的だった。
荒廃した土地は当時からまったく進展していなかった。

友人Kの誘いで世界一のパワースポットがこの福島の南相馬にある寺だと言うのでやってきた。

「円明院」世界的に有名なパワースポットであるセドナより高いエネルギーだと言う。
実際に海外から調査が入って数値を出したらしい。

海岸から1キロもない距離にあるが、311の当時は津波が寸止めで回避されたと聞いて驚いた。

確かに実際に現地を訪れてみて、そのエネルギーを肌で感じた。
ロープに鈴が結ばれているのだが、風もまったくないのにロープが揺れ始めたかと思ったら鈴が鳴り出した。
歓喜のあまり気づいたらKとハグをしていた。

また、最も高いエネルギーの場所と言われる「奥の院」へ行くと、それまで曇っていた空が徐々に明るくなったかと思ったら、太陽が出始めて手に金粉が出る有り様、おまけに太陽を写真で撮ると不思議な光が縦に広がっていた。
朝から雨で天候はずっと曇りだったのが、奥の院についてしばらくしての出来事には驚愕するしかなかった。

この荒れ果てた地に世界一のパワースポットがあるのは、世界に名だたる福島ならではの意義深さを感じている。

金持ち父さん、貧乏父さん

ある情報筋から買いの話が入った。

サントリーシングルモルトウイスキー『山崎55年』購入権の抽選販売申し込みをした。
100本限定で金額は1本300万円。

仮に店で出せば一杯50万円にはなるだろう。

資産性があり価値が落ちない商品との事で、人気が高いため抽選に当たるのも宝くじなみの確率かも知れないという。

ある人物から車を購入するかどうか相談があった。
1000万円する新車を頭金300万円で700万円をローンで返済するプランだと言う。

この人物には資産がない。
すなわち車を購入すると負債が資産を上回ることになる。
新車は基本的に消耗品だから買った瞬間から価値が下がりはじめるからだ。

シンプルに考えればわかる事だが、同じ300万円を使うのであれば、山崎55年を購入した方が良い。

車の購入は待って山崎の抽選をするように勧めた。

同じローンでも、消耗品にローンを組むのは貧乏父さん、資産にローンを組むのが金持ち父さんになる。
但し、住宅ローンは例外である。
それは、資産ではあるがお金を生みだすものではないからだ。

シンプルである。
資産から生み出すキャッシュが銀行へ返済する金額を超えていればいいのだ。
それも出来るだけ大きく。

山崎の場合は当たった瞬間に300万円を超える価値が生じてくる。
どちらのケースでも考え方は同じで、負債が資産を上回ることに注意を払い、バランスをとることが金持ち父さんへの道になる。

本当にシンプルな構造なのだ。

共時性

中国飯店でランチを済ませて渋谷駅まで歩いた。
六本木通りを直進すると50分ほどで到着する。

スクランブル交差点に近づくと人混みの中にある人物を見た。
それはまるでスローモーションの動画のようにくっきりと映し出された感じだった。

元社員のKだと思い後ろから肩をたたくと、驚いた表情で振り返ったと思うと、えっ〜!まさかですよね。
震えるような仕草で信じられない言う。

実は数週間前にうちの娘とも同じような場所で同じ境遇をしていたのだ。
スクランブル交差点付近の人混みの中で奇跡的な出会いが娘と2回目になるのだから、ただの偶然で済む話しではないだろう。

Kは以前渋谷に住んでいたが、新宿へ引っ越していて渋谷に来るのは久しぶりだと言っていた。

中国飯店から出るタイミングが違っていたら、信号待ちが無かったとしたら、あのタイミングでばったり会うことはなかっただろう。

そう、もう一つあった。
先週、霞ヶ関ビル付近を歩いていたら、N氏を見かけて声をかけると驚いていた。
久しぶりに歩きながら話をした。
共通の友人Y氏の近況の話を聞いて、新たな環境で挑戦しているようだった。

すると、翌日になってY氏から連絡があり会いたいとのことだった。てっきりN氏が声をかけてくれたものと思って聞いてみたら違うという。

数年ぶりにY氏から連絡が来る直前にN氏と道端で久しぶりに会ってYの話をしていたのである。
これも偶然とは言えないだろう。

それぞれの共時性がなぜ起きたのか、深く知りたくなり、K氏、Y氏とも近い日に会って話をじっくりしたいと思っている。

カレーうどんと子供たち

名古屋に入っている。
BARで友人と語りあった後、夜の繁華街へ入っていた。
そこは、眠らない街のごとく六本木に負けずとも劣らない人混みで活況を呈していた。
名古屋もエネルギー溢れる夜の街があった。

うどん錦、友人からカレーうどんが絶品との話を聞いてやってきた。

そこでインスタを見ながら定番のカレーうどんを注文した。
一番下の娘に彼氏ができたようで、料理を作っている写真がアップされていた。
常々、彼女はお嫁さんが天職だと思っている。
思いやりがあり、気配りが出来て自分のことより相手を優先して考える人格が備わっている。
彼氏とルンルンしている彼女を見ていると嬉しくなる。

一方で、他の3人はさっぱりである。
異性との交際に進展しない現実を創り出している。
長女と飲んだ時に言い放った言葉が印象的だった。
今は仕事が楽しくて仕方がない。
人に承認してもらいたい願望もなければ、外部要因からの情報で喜びを感じるわけでもない。
自ら仕事をしていることに心地よさを感じている。
まさに自己完結型で内側から発生していた。

彼氏が出来て自由度が低くなるよりもいいんだ。
彼女はあえてそれを選択していた。

男子2人はどうだろうか。
実際の胸の内は欲しているに違いない。
冴えないままの現状から何を見ているか、そんな想いを巡らせていると、カレーうどんがきた。

洗練された店内で食べたものは、確かにかつてない味わいだった。
もう一度来てみたい。