忘年会

そこはまるで大忘年会イベントのような要素を呈していた。
政府の自粛要請などお構いなしで、お祭り騒ぎのように盛り上がっていた。

新宿鳥茂は食べログで4.2の評価を誇る名店で、土曜日の18:00には80席近くが満席になっていた。
予約なしで来店したので30分という時間制限の中、軽く済ませて次の店へと移動した。

前日には3次会まで付き合って、久しぶりに記憶が飛んで二日酔いの状態が鳥茂まで残っていた。
横浜の野毛で飲んだあと、六本木の別の忘年会に顔を出した。
それは対照的で六本木に対して野毛の飲み屋街は閑散としていた。狭い店が軒先を重ねるように並んでいるので、密を敬遠しているのか、地域性に特徴的な要因でもあるのかも知れない。

それにしても六本木は昼夜を問わず人がいっぱい溢れていた。
もはやクリスマスに過去最高の感染者数を記録するも、人々の反応は気にかける様子もなく、きらびやかに輝くイルミネーションの中へと導かれて行く。

この1週間は連日忘年会が続いていたが、店や地域によって人の流れがまったく違うように感じた。

これからも勝組は圧倒的な地位を確立していくだろう。

ジョイントベンチャー発足

ハビテーションスタイルを提唱して早12年になる。
天然村を具現化して複数の拠点を行き来する場を創出した。

最近ではこの流れが加速しているようで、地方移住が盛んにマスコミで報道されている。

今回のトライは、新たなハビテーションスタイルの場を創出するプロジェクトである。

クラシックカーイベントを主催しているRALLY NIPPON
とのジョイントベンチャーが発足した。

アッパー層をメンバーシップとして、クラシックカーを保管して長期的な滞在が出来るラグジュアリーな宿泊施設を計画している。
レストア工房が同居してメカニックの仕事が間近に見れる。また、ドッグランの設備をはじめとする、奥様の御用達エステや出張シェフを有するレストランを完備するクラブハウスをプランしている。

ジョイントベンチャーの会社名はiRS株式会社に決定した。
iはイコム、Rはラリーニッポン、Sはデザイン会社の頭文字を合わせたものである。

右手にRALLY NIPPON、左手にデザイン会社と手をつないで来年より本格的にスタートする。

施設名はClassico Yatsugatake(クラシコ八ヶ岳)クラシックカーにちなんだ古典的な意味合いを持つ由来から湧いたものだ。

先ずは八ヶ岳からスタートして、阿蘇、台湾、サンフランへとハビテーションスタイルの場を広げて行く。

田舎暮らし

久しぶりに天然村に入った。
社員のNからリクエストがあり、六本木でピックアップしてから、1時間20分で到着した。
社員のYはすでに到着して仕事にかかっていた。

Nは約1年ぶりの天然村のようでオフにもかかわらず、野良仕事を手伝いにきてくれた。
数年前には8か月間天然村に住んでいたので、自然との触れ合いが懐かしそうな様子だった。

近所の農家さんに挨拶した際に、新米をいただいたお礼をした。
ここの米は天下一品で、一度食べたら他の米は食べられないだろう。
唯一無二のお米は限られた時期にしか収穫できないので、大変貴重なものである。

野良仕事は大変タフなため、毎回翌日になると筋肉痛に見舞われる。
環境整備は田舎では欠かす事の出来ない作業で、これを怠ると健全な田畑が害獣の被害に遭うはめになる。
最近では、80キロのイノシシが出ているようで、遭遇したらちょっと後退りしそうな感じだ。

3人で作業を終えると、近所の農家さんからの料理の差し入れが届いた。
栗ご飯に煮物とお新香を3人で感激しながら食べた。
これが田舎の真骨頂で、新鮮な素材を上手に味付けしていて絶品である。

空を見上げればキラキラと星が輝き、非日常の自然の中にどっぷりと浸かり、すっかり身も心も洗われるようだ。
都心から1時間20分の近さで、田舎暮らしの体験が出来るのは、2拠点居住にはもってこいの場所だと改めて感じた。

ポケモンGO

今年の7月6日にスタートしてから、ちょうど5ヶ月になった。
レベル35になって最後の上り坂のターンに入っている。
これまでの最高位のレベル40が先週から50に引き上げられた。

そこには経営陣と開発チームの意図にギャップがあるように見える。

レベル40であがりだと、そこから課金するには難しくなることから、経営陣からプログラムの変更を余儀なくされたようだ。
ポケモンGOの仕組みは非常に深く、社会と調和している関係性を構築している。
人生の生き様そのものが、如実にゲームで再現しているような、それは精神世界を元にしているような哲学がある。

ゲーム開発チームのその哲学では、レベル40からはそれまでの数字を追いかける価値観から、桃源郷のような何かに固執しない美学の世界のような境地にあると考えていたのだ。

2019年度のポケモンGO課金総額は1000億円近くになったようで、更に課金を伸ばすためにレベルを引き上げたようである。

そこが分水峰になっていると感じている。

社会現象にまでなっている鬼滅の刃のプロデュースにもそれを見るように思う。
本来はフィニッシュを出来るだけ伸ばして継続させることで、漫画やテレビで課金を続けるモデルが一般的で、代表的なワンピースは、一つの巻が終わるのに一年もの時を要している。

一方で鬼滅の刃は23巻できっぱりとフィニッシュを決めた。
一つのコンテンツを映画化して大ヒットするなど、これまでの価値観とは違う世界を見たように感じる。

これは何かを示唆しているようで、量を際限なく追いかける時代から質や技術、美学による価値観を創出する時代へとシフトしているようである。