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社長ブログ2009.03.15

パチプロから東証一部上場企業の社長になった男の話

某ラーメンチェーンの社長の講演会に行ってきた。県の財団が主催となつた企画なので無料の講演会であった。160名の定員で250名を超える大盛況であった。 その方は70歳近くになるがとてもエネルギッシュだった。彼はまだ成功もしていないのに話をするのはおこがましいと言う。今だ発展途上であって成功者とは思ってないらしい。ただ、自分の体験を話すことで役に立てれば幸いだということで講演の依頼を引き受けたそうだ。実に謙虚で志が尽きない素晴らしい経営者だと思う。
彼の人生は稀に見るギャップのある人生経験の持ち主なのだ。若いころパチンコのプロをやっていたが、あるきっかけでラーメン店に見習いから働いて5坪のラーメン店を開業してから数十年経ったら、東証一部上場企業の社長になっているのだ。人それぞれの人生だが終わりが良ければ全て良しの見本のようだ。その逆で若いときに成功を収めるが大金を手にして自分を見失い、晩年になったら不幸な人生を送っている人も沢山いることだろう。成功の定義は60歳を超えて自身が幸せな人生を送っているか?そんなものだと思う。
その方の話を聞いて幾つかのポイントがあるのだが、まずはコツコツやり続けること。近道はない。そして一番は運がよいことだと言う。後にも先にもこの運だけで全てが決まるそうだ。運がない人がどんなに努力を重ねても難しい。結論は運を良くすれば順風満帆だという事なのだ。では運を良くする方法とは?これは本屋さんに行けば運を良くする方法の本が沢山ある。私自身これらの本を殆どよんで運を良くする方法を実践しているのでとても運には恵まれている。
しかし、面白いもので解っていても本屋に行かない人もいるし、読むだけで実践しない人もいるから運が強い人、弱い人が分かれても自然のようだ。いずれにしても人生は自分次第で何とでもなるということ。人のせいにしたり、回りの環境のせいに出来ないことが明白だ。この人の凄いところは自分次第で何とかなると心底思っているので決して諦めないこと。そして、数々の困難を知恵で突破しているのだ。
「諦めない」これで差がつくのは明確だ。私自身も肝に銘じていきたいと思う。

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