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社長ブログ2013.07.12

真夏のトレーニング

ムンムンした熱気の空間で滴り落ちる汗が止まらない。
総合格闘技のジムでは真夏に入り、着替えが幾つあっても足りない状況に
なってきた。

入会して3か月になったが、練習後の翌日は体がきつくて毎朝のトレーニングさえ
出来ない状態になる。

まず、ジムに到着すると着替えてから、ストレッチで体をほぐしてから縄跳びで体を
温める。3分を3Rこなすのだが、今の時期はこの時点で汗だくになる。
次にシャドーボクシングを各自イメージしながら、キックミット、パンチミットに移る。
これはキックとパンチの打ち込み練習で3分3Rやるのだが、これでヘトヘトになる。
息が上がって水をがぶ飲みする。これはやった人でないと解らない。
想像以上に3分が長く感じて、苦しくて最後は倒れこんでしまう。

数分後にスパーリングになる。
最近は多少動けるようになってきたために、相手も強度が上がって対戦してくるようになった。
キックがバシバシ足に連打を喰らい始めて、翌日になるとアザになり動けない位の痛みが残る。
格闘家の友人とやっても、パンチを浴びてすっ飛んだり、ガードが下がった際に顔面に入れられたり
している。
悔しくて仕方がないが、早くやられっ放し状態を克服したい。

気が付くと何だかモチベーションの方向性が変わってきている。
当初はキックをすることでストレッチになるから、体を柔らかくする目的で入会したのに
いつの間にか格闘家のモチベーションになっているのだ。
もうすぐ50歳にもなるオヤジがここにきて、格闘家の端くれになろうとしている自分がいる。

面白いもので、朱に交わると当初の目的とは別な向上心が湧いてくるのだ。
自分よりダブルスコアも違う連中と交わって、年齢も職業も何にも関係ない世界で格闘している。
技術と体力の向上を共通の目的としているので、どこの誰で何をやっているかなんて全く関係なし。
そこが実にフラットで面白いのだ。

私も上達するまで3年の辛抱だ。

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