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社長ブログ2016.05.08

田植えスタート

天水棚田再生プロジェクトによる田植えが行われた。
5/7,8日の2日間で都市部から天然村に約60名が集まった。

地域の人達との共同による取り組みは、初日の模様が読売新聞地域版に紹介された。
民間企業と地域が連携した地域活性化の取り組みは珍しいようで、参加者の方々が地域の人達と交わる機会としては、田植えというイベントは最良のようだ。

手植えの伝統技法を学びながら、互いにコミニケーションが広がり、非日常の田んぼに入る体験を通じてオープンな関係を構築出来るので、地域と馴染む最初のきっかけには本当に有効な手段と言えるだろう。
記者の方も一緒に田植えをやって、この取り組みに評価をいただけたようだ。

地域の方々も耕作放棄地だった棚田が復元出来るという事で、非常にモチベーション高くやっていただいている様子であった。
彼らも都市部からの人達とのコミニケーションはなかなか機会もなく、誰かを指導することもないだろう。
お互いにシナジーが生まれた素晴らしいイベントだった。

参加者の中にはドローンを持ち込んだ方がいて、田植えの様子を上空から撮影していた。
少し映像を見せてもらったが、上空からの高低差が変化する非常に臨場感あふれるものだった。
天然村のWebサイトに登場する予定だ。

機械植えの体験もあり、主婦の方が非常に上手くバランスをとりながらやっていたのが印象的だった。
私もチャレンジしてみたが、真っ直ぐ進むこと叶わず、バランスを失って倒れかける場面もあり、足がつりそうで必死の形相を気づかれまいと、ただひたすら下を向きながら痛みと戦っていた。

横浜からいらした学生の団体も、最初は戸惑いながら田んぼに入るも徐々に慣れ、最後のころは大はしゃぎで泥まみれになっていた。

お昼は天然村カフェ特性マクロビ弁当が女性に大好評で、体内から美を求めるニーズは益々高まる予感がした。
また、田舎ならではのおもてなしが地域からあった。
田舎料理を近所のお母さんが手作りで振る舞ってくれたのだ。
地元取り立てのタケノコを使った炊き込みご飯、おはぎは絶品で参加者からは大好評、私もあの味付けは和食料理界の三ツ星に匹敵する美味さだと感じた。

今回の肝は地域の方の役割分担であったように思う。
上手く連携する事で、参加者をフォローしながらも、田んぼのスペックを高める作業をしていた。

こうして天水棚田再生プロジェクトは第1回目の田植えをスタートした。

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