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社長ブログ2018.05.20

BIO Marche(ビオマルシェ)、オーガニックな素材にこだわった商品を扱うマルシェを東京ミッドタウンで開催している。

主催者のT氏へミッドタウンの事務局からオファーがあったのがきっかけとなり実現した。
T氏とは友人で姫と呼んでいる。
前世でヨーロッパのお城に住んでいたようである。

姫にはオーガニックのこだわりがあり、出店者の応募に対してもかなり厳選している。
オーガニックまがいな素材はパス、産地から原料、生産過程に至るまで、本物の有機だけをチェックしている。

毎月、第3土曜日、日曜日にミッドタウンのガレリア入り口付近に20店舗ほどのテナントが出店している。

本日も晴天に恵まれて、お昼過ぎには沢山の人で賑わっていた。
姫を訪ねてみると、テナントの意見も様々らしい。
期待通りの集客がないとか、売上に結びつかないだったりと、ネガティブな声が少なくないようだ。
一方で、東京ミッドタウンに出店していることを外部へPRしたり、積極的に捉える事で成果を出しているテナントもあるようだ。

しばらく歩いてみると、概ねテントの中で座ってお客が立ち止まるのを待っているようだ。
積極的に声をかけることもなく受動的な姿勢である。

あっ、その店を見かけた瞬間に何かが違うと感じた。
すると、試食はどうですか?元気な声で白のユニホームを着た若い女性スタッフが声をかけてきた。

吸い込まれるように導かれて、試食のグラノーラを手にとっていた。
口に入れて感触を確かめると、美味しかったので購入しようと商品を手に取った。
すると、直ぐにチョコレート味もありますよー!テントの中にいる別の女性スタッフが声をかけてくれた。
これもなかなかいけたので、購入しようと商品を手に取った。
すると、またテンポよくアナウンスがあった。
今度はお酒のおつまみにピッタリのしょっぱい感じのやつだった。
思わずそれも手にとって口に含んでいると、3つで2980円というチラシが目に入った。
自然と勘定を済ませていた。

そう、彼女たちは3つ買っていただくオペレーションを体系的に実施しているのだ。
試食から入り、ユニホームの統一感と明るい表情で声をかける。当然、好感が持てるし自然と吸い込まれるように足が止まる。
そして、テンポよく商品を勧める。

全てのテナントが同じ環境におかれている中で、グラノーラの店は商いを素晴らしくやっていた。
能動的に動く事で、環境次第ではなく、本人達でどうにでも成果が出せるよいお手本を見せてもらった。

姫に感謝である。

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