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スタッフブログ2021.09.08

【背景】偉業達成の裏には

先日、とある偉業を見届けて参りました。

緊急事態宣言が明けている時期にチケットを買ったのですが、当日は行った先が、まん防対象地域でしたので可能な限りの対策をして出かけました。

とあるプロ野球選手の2000本安打達成試合にたまたま立ち会えたのですが、お祝いムードの中ふとある方の言葉を思い出しました。

 

「4,000本の安打の積み重ねの裏には、8,000回以上の悔しい結果があった。
その凡打の歴史がなければ、僕は今この場にいない」
byイチロー

 

野球選手の偉業を、野球選手の言葉で表現するのはちょっとおかしいと思うのですが、仕事も同じなんじゃないかなと思いました。野球選手も安打や勝利を積み重ねて記録を達成すると、その積み重ねてきた光り輝く名誉にばかりスポットライトが当たります。

ただ、本当に大事なものといいますか、もう一つスポットライトを当てなければいけないものもあると思います。
それが、積み重ねてきた失敗の数です。

25年くらいずっとプロ野球を観てきていますが、毎年必ずセンセーションな活躍をして注目される選手は現れます。
ただ、ほとんどの選手が2〜3年で活躍が終わってしまって『あの人は今?』状態になってしまうケースばかりです。10年、20年と第一線で活躍し続ける選手というのはほんの一握りです。

怪我、体調不良等様々な理由があるとは思いますが、【失敗を上手く糧にできなかった】というのもあると思います。
誰だって自分にとってマイナスな事は目を瞑り、耳を塞ぎたくなります。
ただし、それに正面から立ち向かい克服することでさらに新しい道が開けるのではないのかと。

自分も偉そうに言える立場ではないのですが、ふとそんなことを感じる場面に立ち会えました。

 

また、何か書きたいことが出てきたら書かせて頂きます。

 

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