スタッフブログ2018.03.16
アイデアはいつも境界線から生まれる
こんにちは、貸地事業部の邦高です。
今年の花粉は本当に参ってます。昨日、人生ではじめて花粉に夜中起こされました。花粉のついた服で帰宅すると付着した花粉がそのまま床に落ちてしまうので敏感な方は家の中でも症状が出てしまうそうです。(邦高調べ at 3:00 am)本当に勘弁してくれよ、という感じです。空気清浄器の購入を本格的に検討しようかな。
さて、個人的な話はここまでにして現在の取り組みについてご紹介させて下さい。私が貸地事業部に来てから3ヶ月が経ちますが、このまったくの未知のフィールドにおける取り組みは他の方と基本的に変わらないのですが、少し違うポイントは
「これからの貸地事業の未来を見据えた仕入れとリーシング戦略の構築」です。
なんかかっこよく書きましたが、要はストック(仕入れ)とフロー(リーシング:貸し出す)の流れをより効率化していくための仕組みを作ろうというのが伝えたい内容です。ストックが溜まりすぎてもいけない、フローが多すぎてストックが少なくなってもいけない。どれだけ潜在需要をみて、そこへ満たすサービスを適切に配置できるか。が重要なように思えます。
なぜならこれまでストックは溜まるが誰(事業者)に提供できるか?をあまり考えずストックし、フローに関しては非常に弱く誰が何を求めているかを読み取ることが難しかったからです。この非効率性により、取れたはずの売上やサンクコストが浮き彫りになりじわじわと効いてきます。
サービスの適切な配置
例えば、住宅街に住む層がファミリー層であっても家やマンションが比較的大きければ収納スペースが豊富かもしれない。しかし一方で富裕層の場合、身体を動かすための運動器具などスペース確保に困るアイテムを所有している可能性もある。そんな不確定要素が多い中でコンテナボックスを出店することが果たして本当に正しい判断なのか?と立ち止まるべきなのです。ましてCtoCのマーケットプレイスも発達してきた背景からモノの流動性は高くなっている環境です、これまでのアプローチを変えていく必要があることは確かです。
先のトレンドなんかよりも。
課題は多くありますが、要はしっかり需要キャッチできてる?というのがポイントです。これをちゃんと把握できてたら苦はないんですが。しかし最近は5Gの流れやIoTの普及に伴う個人データの抽出など、様々な角度から分析することが可能になります。弊社も多くの企業様と連携していきたいですし、実際に連携できそうな流れがきています。現在貸地事業部では他業界と横断的な連携を推し進めていきたい思いから「貸地の種を探す会」を週一で開催してアイデアを出し合っています。なんとない話題からふとこんなのいいんじゃないかな?みたいなのが生まれてくる瞬間はとてもワクワクし、好きな瞬間の一つです。
近頃はそんなことを主にしているのですが、忘れてはいけないのは我々はどこまでいっても「不動産屋」であることは根底に持っておかないとなあと感じています。土地や建物などの大事な資産を地主様から預かり、管理させて頂いています。未来の潜在的なニーズばかりに目がいき背伸びをした結果、「今」をないがしろにしては本末転倒なのは当然。今の時代だからこそデータも重要になってきますし、競争も激しくなるでしょう。でもトレンドなんかよりも、一番近くからこれまで弊社を信頼して下さってきた大事な方々の声を大切にしていくことは忘れたくないなと日々思うわけです。
皆さま無くして今のイコムはないわけです。
そんなことを想いながら本日も業務に取り組んで参ります。
邦高
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