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社長ブログ2013.06.05

凄い蕎麦屋

バイクを飛ばして天然村へ。

朝からミィーテイングを済ませ、午後の草刈作業をするまでの時間で
飯に行くことになった。
村長は是非一度連れて行きたい店があるという。

そこは里山の中にひっそりと営業している蕎麦屋だった。
看板もなく、口コミか紹介でもないと絶対に解らない。

店に入ろうとすると平日にも拘わらず順番待ちで並んでいるのだ。
うーーん、私は唸ると同時に期待が一気に膨らんだ。
待つこと20分。ようやく客席についた。
一枚板のテーブル、照明、手作りのインテリア、和のテイストでオシャレな
センスを感じさせる。
食器も拘っているようで、かなりお金をかけている様子がうかがえた。

店は主人と奥さん二人でやっている。
お二人とも30歳前半のようで、どのような経緯で開業に至ったか、
私の興味はそっちに移っていた。
主人は六本木ヒルズの中にある蕎麦屋で修行して、2年前に開業したそうだ。
なぜ、都市部で開業せずに田舎のしかも里山を選んだのか。
とても勇気ある選択に更に興味が惹かれた。
きっかけはサーフィンだという。
以前から房総には来ていて、サーフィンしながらのんびり里山でライフスタイルが
出来たらいいと思ったそうだ。
住まいと仕事を移してしまおうという発想は凄いと思った。
自分自身の気持ちに正直でそれを行動に移す。
なかなか出来る事ではない。
しかも、その日に食したものは全てミシュラン級レベルだったので驚いた。
浅草の藪そば、赤坂の砂場、西麻布の千利庵、白金の利庵、私が知っている美味い店を
上回っていたのだ。

18時閉店、木曜日定休、里山の手作り蕎麦加瀬。自分のペースで田舎の自然環境に囲まれ、
趣味のサーフィンを楽しみながら、お客に一流の味を提供する。
こんな志向の職人の若者が増えてくると地域も益々面白くなってくる。

天然村の出番である。

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